2021年の春のヘアカラーはこれ! 人気美容師4人予想するトレンドカラーデザインとは?
色味の組み合わせでつくるのがポイント!「肌馴染みのいいベージュカラー」 −so. 高木大輔さん
◆◆◆2021年春のカラーヒット予想◆◆◆
SNSでいろいろな情報をキャッチできるようになったので、分かりやすいトレンドというものがなくなり、お客さまそれぞれが自分のしたいカラーに挑戦する時代になっていると思います。
そうなるとSNS映えする発色がよく彩度が高めのカラーや、肌が綺麗に見えて挑戦しやすいベージュ系が好まれる傾向になってくるのではと考えています。
◆◆◆デザインのポイント◆◆◆
透明感があり、日本人の肌がとても綺麗に見えるカラーです。ポイントは茶色を使ってつくるのではなく、ピンクやオレンジ、バイオレットといった色みを使ってつくること。そうすることで、明度は高くなくても透明感のあるベージュになります。また、褪色時に黄色みが出ず、残留色素もないのでくすみも防げます。
◆◆◆カラーレシピ◆◆◆
【ブリーチ】
塗布部分/全頭
薬剤の種類/ファイバープレックスブリーチ
【オンカラー】
塗布部分/全頭
薬剤の種類/9トーンのバイオレット:9トーンのピンク:9トーンのプラチナ:明度2のナチュラル:クリア
薬剤比率/1:1:2:1/10:全体の3倍<1剤:2剤=2:3(OX2%)>
プロフィール
so.
エグゼクティブディレクター/高木大輔(たかき だいすけ)
1989年生まれ。愛知県出身。バンタンデザイン研究所卒業。都内有名サロンを経て、2017年に表参道にso.を、2020年には代官山にiro.を構える。圧倒的なセンスと絶対的なテクニックで、お客さまに似合うスタイルを提案している。
<まとめ>
2021年は、「透明感のあるカラー」が流行しそうな予感。また、肌色がよく見えたり、褪色過程も楽しめたり、次のカラーに影響しないカラーだったりと、お客さまに寄り添ったカラーに注目が集まりそうです。
(取材・文/リクエストQJナビDAILY編集部)