2021年の春にくる「マスクメイク」はコレ! 人気美容師4人が予想するトレンドメイクとは?

色味はあえて使わない「ツヤで目を惹くシンプルメイク」――LECO田中萌子さん

 

 

「ツヤで目を惹くシンプルメイク」がトレンドと予想した理由は?

 

カラーマスクやマスクチェーンが流行っていることもあり、目元に色味がありすぎると派手な印象になってしまうため、基本的に色はナチュラルに。でも、まつ毛とアイラインをしっかりと強調した、甘くなりすぎないメイクが流行すると思います。最近は色味を使ったメイクが多いので、あえて色味を使わない「ツヤで目を惹くシンプルメイク」は、他の人と差をつけたい!という方にもおすすめですよ。

 

「ツヤで目を惹くシンプルメイク」のポイント|マスカラでぱっちり目元に!

 

 

シンプルかつ甘くなりすぎないメイクに大切なのは「マスカラ」と「アイライン」のバランスです。まつ毛はしっかり下地を塗ってコーミングをし、ロングタイプのマスカラで厚くなりすぎないようにしっかりと長さをキープ。アイシャドウはツヤのあるクリームタイプでシンプルにしつつ、細く長く伸ばしたマスカラと、太めのアイラインでバランスを取ります。

 

ベースメイク・肌感

マスクで肌が荒れてしまいがちなので、基本的にファンデーションは使いません。保湿がしっかりできる下地のみを使用しています。

 

◆◆◆使用アイテム◆◆◆

「PRINSHELL」P-プロテクト

 

甘くなりすぎないように、髪色より少し暗めにするのがポイントです。眉尻はペンシルではなくパウダーで柔らかく書き、くっきりとしすぎないように工夫。並行めの太眉がかわいいですよ。

 

◆◆◆使用アイテム◆◆◆

「CLIO」プロ シングル シャドウ(M49(Today))

 

アイメイク

クリームタイプの明るいブラウンのアイシャドウをアイホール全体にぬります。下まぶたは、薄いブラウンのリキッドライナーでひいたラインを指で軽くぼかして影を作り、目の下とブラウンのラインの間にハイライトをのせてナチュラルかつ立体感ある涙袋を表現。このとき、ラメ感のあるグリッターではなく、ツヤのあるハイライトを使うのが、自然に仕上げるポイントです。

 

まつ毛はビューラーでしっかりあげ、マスカラ下地を塗ってコーミングします。その上へロングタイプのマスカラをぬり、長くしていきます。細く長いまつ毛にすることで、ナチュラルながらもしっかり目にアクセントを作ります。アイラインは目尻のみに描き、少し太めにして横に伸ばしながら少し跳ねさせることで甘すぎないメイクになりますよ。

 

 

◆◆◆使用アイテム◆◆◆

アイシャドウ:「THREE」シマリング グロー デュオ(01)

リキッドライナー:「UZU」アイオープニングライナー(KHAKI(カーキ))

アイライン:「CAROME.」リキッドアイライナー(ブラック)

マスカラ下地:「MAC」フォルス ラッシュ マキシマイザー

マスカラ:「ヒロインメイク」ロングUPマスカラ スーパーWP(01 ブラック)

 

チーク

今回は色味をあまり使わないメイクなので、チークは使いません。ツヤの出るハイライトをおでこと頬骨鼻筋にスッとぬります。ベタつきすぎないように、スポンジで少量をポンポンとのせるのがポイントです。

 

◆◆◆使用アイテム◆◆◆

「CHANEL」ボーム エサンシエル(スカルプティング)

 

リップ

マットタイプの暗めのブラウンを使って甘すぎないメイクに。一度テッシュオフをしたら内側にもう一度ぬって少しグラデーションをつけます。

 

◆◆◆使用アイテム◆◆◆

「NARS」パワーマットリップピグメント(2760)

 

「ツヤで目を惹くシンプルメイク」を作るキーアイテム|抜群の持ちと漆黒で目元を強調する3本!

 

「MAC」フォルス ラッシュ マキシマイザー

「ヒロインメイク」ロングUPマスカラ スーパーWP(01 ブラック)

「CAROME.」リキッドアイライナー(ブラック)

 

「MAC」のマスカラ下地はすごくしっかりまつ毛が伸びるので、自然に長いまつ毛を表現する今回のメイクに欠かせないアイテム。「ヒロインメイク」のマスカラはプチプラなのに伸びやすくてダマになりにくく、しかも落ちにくいのでお気に入りです。そして、「CAROME.」のアイライナーは「漆黒」という言葉がぴったりな暗く深い黒で、目尻のみでもしっかり目元を強調してくれます。

 

「ツヤで目を惹くシンプルメイク」を引き立てる、ファッション・ヘアスタイルは?

 

私は髪がハイトーンなので、服とメイクはシンプルにすることで派手に見られないようにしています。綺麗めなメイクですが、ヘアスタイルでポニーテールや大きめのシュシュを合わせてかわいく仕上げるのもおすすめですよ。

 

プロフィール
LECO
スタイリスト/田中萌子(たなか もえこ)

1994年生まれ。茨城県理容美容専門学校卒業。ダメージを最小限にした艶髪ハイトーンを得意とし、アシスタント時代にカラー売上300万越えを達成。デビュー後も10代後半から20代前半の女性から絶大的な人気を誇り、予約殺到の女性スタイリスト。ストイックな性格を武器に、インスタグラムの投稿も注力し、ヘアカラーのテクニックやスタイルのセンスなど同業者からも注目されている。現在フォロワー2万越え。

 

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