前髪にもしっかりかけることがポイント！　「カール強めパーマ」−Elin守屋恵理さん

◆◆◆デザインのポイント◆◆◆

ウルフスタイルでジェンダーレスな印象のパーマデザインです。前髪を強めのカールにして、ナチュラルに馴染みすぎないようにしました。前髪や顔周りが変化し、印象がかなり変わりますし、前髪に強くパーマをかけたことがある方は少ないので新鮮な気持ちになれるスタイルだと思います。

スタイリング剤は、ミルボンニゼルジェリー、ホーユーナインデザインドロップなど、しっとりとしたクリームがおすすめ。全体をしっかり濡らした後、スタイリング剤を多めにつけて、自然乾燥させます。

◆◆◆デザインレシピ◆◆◆

＜カット＞

前髪は目ぐらいのラインにし、サイドは耳が透けて見える程度の軽めの質感に仕上げる。ネープは長めで丸みのあるウルフスタイルに。

＜パーマ＞

トップ・ミドル：15mm

前髪：14mmと13mmを交互に平巻きで根元まで巻く

もみあげ付近・ネープ：ピンパーマ

※トップはブリーチ毛なので薬剤を分ける。　　　　　　

◆◆◆2021年のパーマーヒット予想◆◆◆

前髪も含め、全体的にカール感が強めのパーマがトレンドになると思います。

2020年はくせ毛のようなラフな質感のパーマスタイルが多かった印象がありますが、2021年に入ってからは、今までより強めカールのパーマスタイルをオーダーされる方が多く、こちらからお客さまへ提案することも増えました。

プロフィール
守屋恵理（もりや えり）

1989年生まれ静岡県出身、2011年静岡新美容専門学校卒業。都内１店舗、県内１店舗を経て、現在独立開業の準備中。「ナチュラルの中に個性を」がスタイルづくりにおいてのモットー。

＞GOALD 佐藤拓弥さんが2021年のヒットを予測するパーマデザインとは？