フレンチカジュアル

◎1990年代のフレンチカジュアル

1980年代終盤〜1990年代初頭に一大ムーブメントとなったフレンチカジュアル。1980年代に一世風靡した、雑誌『olive（オリーブ）』が作り上げたヨーロッパカルチャー、ガーリーカルチャーを愛する“オリーブ少女”たちがパリの女子学生スタイル（リセエンヌスタイル）をこぞって取り入れ、その勢いそのまま、1984年にフランスのブランド“agnès b.（アニエス ベー）”が日本上陸。長らく日本女性に愛されるムーブメントに成長した。

当時はボーダーのトップスにミニスカート、ショートソックスなど、快活な印象のスタイルがフレンチカジュアルの定番。

また帽子をスタイルに取り入れることが多く、ヘアスタイルはボリュームのあるロングヘアのまとめ髪、顔周りはカーラーで巻いたガーリーヘアなどがトレンドだった。

◎2017年のフレンチカジュアル

フレンチカジュアルは長らく日本人女性に愛されるスタイルとなり、現在ではもはや定番のスタイルに。

ボーダーのトップスに、フェミニンな膝丈スカート、ヒールパンプスなど、レディな印象のフレンチカジュアルが台頭している。ヘアスタイルはレングスというより、コンパクトにまとめている人が多い。

〈1990年代初期のムーブメント〉

＞グランジ
＞フレンチカジュアル
＞スーパーモデルカジュアル

〈1990年代中期のムーブメント〉

＞裏原系カジュアル
＞ガールズストリートカジュアル

〈1990年代中期〜後期のムーブメント〉

＞アムラー
＞ガングロ