【YouTube:10分カット】小森聖也（JIL BLAN）制限時間10分！大人気レイヤースタイルの完成度の高さは必見！
それでは10分カット、スタートです！
ここからは【完全ノーカット】のカット動画に合わせて、小森さん自身による生解説でお届けします。
最初にバックのラインから切っていきます。こちらのモデルさんは縮毛矯正の履歴があり、毛先に傷みがあったので10cm以上カットさせていただきました。実は白状しますと、かなり緊張していて、この工程で時間を取られたなという感じです（苦笑）。
ここから前上がりに２センチ、２センチ、計４センチ上がるイメージでカット。回り込みながらアウトラインを作っていきます。
通常のサロンワークでも、一発で決めるというよりは、右のラインは長めに残しておいて、切りすぎることがないように意識してカットしています。ただ今回に限っては、修正の回数が増えてしまったのが個人的に反省点です（苦笑）
そしてモデルさんに下を向いてもらって、イングラ。出てくるところしっかり落として収まりがよくなるように、ラインを整えていきます。そこからサイドもきれいにつなげていって、そのまま前上がりにレイヤーです。レイヤーは30度。ブラントではなく、チョップカットでボカシを入れながらカットしていきます。
顔まわりは矯正に加えて、切れ毛の部分もあるので、全体の毛量を見ながら、チョップの幅も調節していきます。30度、40度、60度と頭の形に合わせて包みこむようにレイヤーを入れます。
右サイドも同様に、30度、40度、60度と角度を変えてレイヤーを入れます。頭の形に合わせて切っていくことで、巻き上がりも違いますし、お客さまがご自宅でスタイリングする時の巻きやすさにもつながります。
最後に左右対称になるように、中央にまとめて整えます。しっかり長さのチェックも行い、全体のレイヤーにうつります。
トップのレイヤーの角をとって、その後、アンダーのつながりもきれいにしたいので、トップでボカしながら形を作ります。サイドはオンベースで引き、毛量をとりつつ、チョップでボカしながら量感を調整。ミドルとトップでレイヤーをつなげます。
アンダーの一番低いセクションだけ、ダイレクションをかけて逃すように、重さを残すようにカットしています。
レイヤーで動きを出すのですが、スカスカになってしまったり、お客さまが巻く時に「ポイントが見つからない」というレイヤーカットになってしまうことも。レイヤーを入れて軽くなったものの、どう巻けばいいか分からないという声もいただきます。家でも再現できるスタイルを一番重視して、カットは丁寧に、レイヤーのバランスを見ながら切っています。
トップレイヤーをさらに作ります。巻いた時に動きが出るようにレイヤーを入れていくのですが、お客さまがご自宅で巻くことを想定して作っています。長さをチェックして、ここにレイヤーが入ると可愛いなというポイントを、お客さまのお顔立ちを見て似合わせで作ります。
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- プロフィール
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小森聖也 こもりせいや
JIL BLAN ジルブラン 取締役
23歳で福岡から上京。都内サロンに入社して、アシスタントながら売上130万円超えを記録。24歳でスタイリストデビューし、デビュー2カ月で240万円超え、12月は二枠で430万超えと売上を伸ばす。26歳で店長に、その半年後に最年少の役員昇格。新規出店したikigai（現JIL BLAN）国分寺店ではマネジメント全般を担い、スタイリスト5人で1270万円を達成。個人の最高売上記録は2枠で580万。平均単価3万6000円超。大人上品なハイライトをテーマに、全国規模でセミナー活動も展開中。
インスタグラム：ikigai_seiya
（動画制作／トカジショウタ）
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