「髪で人生変えられるって本当?」 その疑問に答えるべく、大変身させてみた
とにかく早い! あっという間の変身タイムライン
今回、どのようなテーマで変身させるのかは最後のお楽しみ。
まずは強くかかっていたパーマをストレートパーマで伸ばします。
毛先にパーマのニュアンスを残すために、およそ5分放置。ある程度髪が伸びたところで、カットに入ります。
北田「カットにあまり時間をかけたくないんですよね」
の言葉通り、あっという間にミディアムからボブへ。アシスタント中原さん曰く、
中原「いつも別のお客さまのシャンプーをしている間にカットが終わってしまうので、だいたい8分〜10分くらいで終了してますね」
とのことで、杉浦さんのカットも10分ほどで終了。
★北田’sポイント
『今回のカットは柔らかい質感を残すことを意識しました。後ろはタイトに仕上げて、サイドとバックスタイルのシルエットをきれいに見えるように心がけています。
僕は特に前髪の印象を大事にします。前髪は毎日鏡で正面から見るから前髪が気に入らないとテンション下がりますよね。ですが、今回は全体的なイメージと、前髪の内側に強いクセがあったので、前髪は作りませんでした。実際に触って見てからスタイルを決めることが多いです』
次にカラー。全体のトーンを暗くするので、内側にハイライトを入れて、髪に動きを出します。
こちらも手早く塗っていく北田さん。早すぎてシャッターが間に合わない場面も。
ハイライトの上から、カラー。今回は“ヴァイオレット×グレー”を混ぜた薬剤を塗ります。
北田「最後までブルー系と悩んだんだけどね。カットしてたらやっぱりヴァイオレット系の方が似合いそうだと思って」
杉浦「ヴァイオレットなんてはじめてです。どんな色になるのか見当もつきません」
若干不安そうな杉浦さん。どんな色に仕上がるのでしょうか。
薬剤を置いている間にベースメイクを開始。
中原「肌キレイですよね〜。あ、目も茶色い! カラコンじゃないんですよね。いいな〜」
中原さんとの会話で、緊張していた杉浦さんもだんだん和んできました。
北田「中原ファンのお客さまも多いんですよ。インスタにアップされたコーデをマネしました! という方や、ファッションとかメイクの相談をしているお客さまもよく見かけますよ」
適度な距離感と癒し系の笑顔で接してくれる中原さんにファンが多いのも納得です。
薬剤を流していよいよ仕上げです。鏡を見ながら細かく調整を進めていきます。迷いのない見ていて気持ちのいいカットです。