サロンブランディングを深掘り。 「10年サロンのブランディングストーリー」まとめ
今回のまとめ記事は、連載 「10年サロンのブランディングストーリー」をご紹介いたします。
オープンから10年続けられるサロンは、たったの5%といわれている美容室経営において、10年続く美容室の“サロンブランディング”に焦点を当て、オーナーへのインタビューから、長く続くサロン経営のコツを探っています。
サロンブランディングについて知ることは美容師として働く上で大切なことです。独立のための参考になるだけでなく、日々のサロンワークを深めるためにも理解が必須と言えるでしょう。わかりやすくまとめられていますので、ぜひ参考にしてみてください。
■10年サロン「grico」のブランディグストーリー
“なにもない”からスタートして10年。gricoが広げた美容師の仕事の幅 -前編
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/salon_brandingstory_grico_01/
苦しくても続けた「任せる主義」のサロン運営。結果が出始めたのは5年目からだった -後編
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/salon_brandingstory_grico_02/
第1回は『grico』代表のエザキヨシタカさんのもとへ。
激選区・原宿に24歳という若さでサロンをオープン。
スタッフやお客さまを「家族」と呼ぶ独特の経営方針や、オンラインサロン「マルチバース」の立ち上げなど、常に注目を集めてきたエザキさん。独立前夜から10年目以降の未来をぎっしり詰め込んでお届けします。
「ルールは自分でつくるもの」。そう話すエザキさんが、築いてきた新しい形の美容室とは?
インタビューは前編、後編の2回。gricoの原点がわかる前編とgricoのスタッフ教育の歴史も垣間見える後編でお届けします。
■10年サロン「UMiTOS」のブランディングストーリー
「スタッフに甘すぎる」と他社に言われても。一貫して「豊かさ」を考え続ける独自の英才教育システム ―前編
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/alon_brandingstory_umitos_01/
業界屈指の離職率の低さ。レベルの高いスタッフと、追求したオタクなおもしろい店を作っていきたい ―後編
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/salon_brandingstory_umitos_02/
第7回は『UMiTOS』の砂原由弥(すなはらよしみ)/ちょきみさんのもとへ。
千葉県南房総市の『海と砂原美容室』と、東京・青山の『UMiTOS』の2店舗を展開する砂原さん。スタッフに栄養満点のご飯を食べさせたり、美術の時間を設けるたりするなど、「共生教育」という独自の教育システムを取り入れています。
年間離職率も業界屈指の低さで、スタッフが安定して輝き続ける職場であり続けている『UMiTOS』。その哲学に、前編、後編の2回のインタビューで迫ります。前編では超多忙だったサロン設立前から、『UMiTOS』のオープンまでを、後編はスタッフに寄り添い、快適な居場所を作り続ける工夫や、今後の展望を語っていただきました。
■10年サロン「ASSORT」のブランディングストーリー
日本でお店を作る気はなかったのに。店舗展開を続けてきた経営の裏側 ―前編
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/salon_brandingstory_assort_01/
世界一の日系トレンドサロンを目指して。急成長を遂げる組織の次の一手 ー後編
https://www.qjnavi.jp/special/life_careerplan/salon_brandingstory_assort_02/
第8回は『ASSORT』の小林Ken(こばやしけん)さんのもとへ。
2011年の『ASSORT TOKYO』オープン以来、毎年のように新店舗をオープンしている『ASSORT』。「International Hair Salon」をコンセプトに掲げ、日本のみならずニューヨーク、香港などワールドワイドに出店しています。精力的に店舗を展開し、成長を遂げてきた『ASSORT』の戦略とは?
前編では、「多店舗展開は考えていなかった」という開店当初の思いや、海外出店での苦労などを語っていただきました。
後編は、店舗が増え組織が大きくなった『ASSORT』が直面した問題からスタート。その経験を経てどのように『ASSORT』を変えていこうと思っているのか、その未来についてもうかがいました。
■10年サロン「ABBEY」のブランディングストーリー
教育もクリエイティブの一環だ。40歳で迷いがなくなった。順風満帆なサロン経営の秘訣 ―前編
https://www.qjnavi.jp/special/shop/salon_brandingstory_abbey_01/
努力なくして120%の力は出せない。17年前から変わらない「おもしろい」ことへの探究心 ―後編
https://www.qjnavi.jp/special/shop/salon_brandingstory_abbey_02/
第10回は『ABBEY』の松永英樹(まつながひでき)さんのもとへ。
2007年にオープンし、表参道エリアの人気サロンとして確固たる地位を築いた『ABBEY』。丸の内の『WILD LIFE TAILOR』に併設されたメンズヘアサロン『W.L.T CUT CLUB』のプロデュースや、二子玉川の楽天本社内にある『Rakuten Hair Salon ABBEY』など、さまざまなプロジェクトを手がけてきました。
前編では、『ABBEY』の前身となる『BAPE CUTS』時代のお話からうかがいました。後編は、2013年の『W.L.T CUT CLUB』オープン以降のお話からスタート。企業コラボの裏側と、さまざまなプロジェクトを仕掛け続ける松永さんの展望をうかがいました。
以上「10年サロンのブランディングストーリー」まとめでした。
クリエイター気質の強い美容師だからこそ「経営」のためには確かなブランディングは必要不可欠だと再確認できる記事ばかりでした。サロンの立ち上げから安定させるまでの道のりと、さらに発展していく過程から、ぶつかりやすい問題と、サロンごとに異なる課題についての理解が深まったと思います。
人気サロンのストーリーからサロン経営の理解を深めると共に理想のサロン経営を思い描いてみてはいかがでしょうか。
ご紹介しきれなかったストーリーも合わせてご覧ください。
シリーズ一覧はこちら「10年サロンのブランディングストーリー」