【映像系ヘアメイクアーティストへの近道】サンリオで働きながら受講できるSANTAFONS(山田かつら)の新コースに注目!
研修後はテレビ局のバラエティやドラマを担当
ピューロランドはテーマパークなので、繁忙期と閑散期があります。閑散期は休館日が多めに設定されていますが、夏休みなどの繁忙期は休館日がなく、多いときは1日11公演あるんです。ダンサーが一度踊るとかつらがズレてしまうので、それを毎回メンテナンスして、また次のショーに送り出すというのを繰り返していきます。かなり忙しいですが、この仕事は誰もが経験できることではないですし、すごく夢があると思っていて。毎日楽しみながら取り組んでいました。
新しいショーを行うときは、会場がかなり盛り上がるんです。とくに新しいキャラクターやレアなキャラクターが登場するとお客さまの歓声が聞こえるので、その反応がとにかく嬉しくて(笑)。ヘアメイクが新しく変わると、お客さまがSNS上でそれについてさまざまな感想や意見を書いて発信してくださるんですね。例えば「今日の髪型すごく可愛かった」「とても似合ってた」とか、「あのかつらは考えつかなかった」など。それをチェックするのが楽しみでしたし、その意見を現場で共有して次のヘアメイクに繋げたりしていました。
ピューロランドの研修を終えたあと、山田かつらのメディア事業部に配属されました。最初の3ヵ月間は研修期間で、複数のテレビ局で先輩と共にヘアメイクとして働きます。大まかなスケジュールや現場での動き方、番組の台本の読み方など、仕事に必要な全般の指導を受けて、先輩の頭や顔を借りて練習もしました。そして最終的にテストに合格すると、デビューして独り立ちできます。
テスト項目はまず女性のメイクとヘアで、アップスタイルや巻き髪などの基礎ですね。その次に、男性のメイクとヘア。山田かつらはドライヤーを使ったブローも重視しているので、そこがかなり重要な技術になってくるかと思います。
デビュー後は、すぐにドラマやバラエティのヘアメイク担当になることができ、ロケで外に出る機会も増えていきます。今年の夏はすごく暑かったので、演者さんのためにポータブル扇風機が必須でした(笑)。暑さとの戦いでしたけど、現場はそれでも楽しかったですね。