珠実の¥マーク 第7回「女性理容師の可能性を広げたい!」〜相談者・乾瞳さん(28)

乾:それが思いつかなくて…珠実さんのような「フリーランス」にも興味があります。

 

珠実:ふむふむ。では、まずは乾さん自身がもっとコンテンツ化してみてはどうでしょう?

 

乾:コンテンツ、ですか?

 

 

珠実:乾さんが、もし本気で収入を変えたいのであれば、そこに時間とお金を割いてチャレンジするべきだと思うんです。その先に、環境を変えるべきか考えた方がいい。闇雲にお店を変えたり、思いつきで急にフリーランスにならない方がいいと思います。なぜなら乾さんは今の環境が嫌いなわけではない、からです。今の環境でできることは、たとえば発信とかしたりしてますか?

 

乾:いえ、なかなかできていません。

 

珠実:もったいないですよ。乾さんは「女性理容師、だけど稼ぎたい」っていう想いをお持ちだし、女性理容師ってまだまだライバルも少ないですよね?

 

乾:確かに、そうです!

 

珠実:同じような気持ちの理容師さんとコミュニケーションが取れたりするだけでも、価値があると思います。収入、っていう側面で行くと集客をメインとして発信するのがいいですよね。

 

乾:確かに、私だけが感じていることじゃないと思うし。美容師さんみたいに活発に発信をして業界を活性化することも必要ですね。

 

 

珠実:私が思う発信のコツは、「自分を商品だと思って、買い手にわかりやすく宣伝する」ことだと思っています。

 

乾:すごくわかりやすいです! 自分の得意なものをわかってくださる方がいいですもんね。

 

珠実:ちなみに得意なものって何ですか?

 

乾:女性ならではの柔らかいスタイルだったり、肌に触れるフェイシャルマッサージ、シェービングはお客さまに人気があります!

 

 

珠実:私には真似できないので素敵だと思います〜。女性で理容師であることだけで十分武器です。そこをしっかり発信して、まずは自分を知ってもらうことから始めましょう!

そしてもう一つ、現状の環境を整えることも乾さんにとっては有効なんじゃないかと思います。いきなり変える必要はありません。固定給や歩合のつけ方も相談してみたり、店長という立場ですし、スタッフさんのためにもオーナーに交渉していくのはありだと思います。

 

乾:そうですよね、せっかく勤めたお店で、できることを見直してみます!実はサロンのホームページを見てもらいやすく変えてもらっているところなんです。

 

珠実:それはいいですね。美容師はもう「発信」はマストになっています。理容師さんももうそんな時代はすぐそこだと思うんですよね。可能性は無限大。先に始めた方がいいことも多いので、ぜひ実行に移しましょう! 理容師さんもみんなもっと稼ぎましょう!

 

 

(文/珠実・撮影/泉山美代子)

 

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