はじめてのお給料、どう使う? 注目の若手美容師4人に聞いた「初任給の使い道」

 

やっと1人前…感謝を込めて、親に送ったものとは -OCEAN TOKYO 迫田友季さん

 

 

アシスタント時代にいただいた初任給は、上京したばかりだったので、東京観光に使いました。お店の同期に渋谷や原宿のアパレルショップを案内してもらったのですが、ネットショップとは違い、実際に触って、目で見て、自分に合うか確かめられることがとてもうれしかったことを覚えています。お客さまとの会話のネタになるなど、仕事にも生きました。

 

スタイリストになったときにはじめてお給料をいただいたときは、親へ仕送りをしました。アシスタント時代は奨学金を返済する余裕がなかったので、その分を親が今まで負担してくれていたことへの恩返しです。親もこれまで奨学金の支払いに使っていた分を自分のために使えるようになり、よかったと思っています。

 

奨学金を僕が払うようになって余裕ができたから…かどうかはわかりませんが、それ以降、東京に遊びにきてくれることも増え、以前よりコミュニケーションを取る機会が増えました。

 

僕は母子家庭で、旅行にいった記憶がほとんどありません。だから、今度は家族全員で旅行に行けるようにしたいです。そして、僕が本当の意味で自立し、少しでも親を安心させられたらと思っています。

 

アシスタント時代、仲間と街を回っていたときの一枚

 

一番大切なことは、どんな時でも感謝を伝えること

 

僕は、初任給という機会とは関係なく、どんなときでも感謝を伝えることが1番大切だと思っています。ものでもなんでも構いません。今までお世話になった方々へ、感謝の気持ちをぜひ表してくださいね。

 

<プロフィール>

OCEAN TOKYO本店

スタイリスト/迫田友季(さこだ ともき)

2019年6月スタイリストデビュー。“パーマ支持率No.1”クオリティの高い仕上がりと自宅での再現度の高さにリピーター続出中。髪にまつわる知識はもちろんのこと、薬剤やロッドなどの美容商材に関わる知識も豊富で変幻自在なパーマを武器に『できない』をなくし、あなただけのかっこいいを引き出す。スタイルの満足度に加え、剽軽な親しみ溢れるキャラクターで接客も楽しいと評判。着々とファンを増やし続けている。

 

<まとめ>

 

みなさん、それぞれにお世話になった人への感謝を伝えたり自己投資したりと、後悔しないように初任給を使ったようですね。初任給は、誰にとっても特別なもの。新人のみなさんも、先輩たちの初任給の使い方を参考に、有意義になるように使い方を考えてみてくださいね!

 

(取材・文/リクエストQJナビ編集部)

 

 

 

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