わずか月1万円で、美容師の独立資金は貯められる！？
「貯まる体質」づくりが成功のカギ
150万円と貯めるというと、それほど難しくないと感じるかもしれません。しかしながら、何も考えずに過ごしていれば貯まる額ではありませんし、これはあくまで最低限必要な自己資金。返済を考えれば、多ければ多いほうがいいに決まっています。家族に援助してもらうなど、準備の仕方はいくつか考えられますが、他力本願では不確定要素が多すぎます。できるだけ早くから計画的に貯めていくことがとても大切です。
理想は専門学校を卒業して、就職してからすぐ。アシスタント時代はお給料が多くないかもしれませんが、それでもお金を残す習慣をつけておかないと、後で困ることになります。
年収3,000万円稼いでいても貯金できない人がいれば、年収150万円でも月々いくらかは残せるという人もいます。お金を貯める能力は、収入の多い少ないよりも“習慣”に関係しているのです。
「月々の給料は多くないし、生活費や洋服代がかかるから、貯められない」という美容師さんもいるでしょう。厳しい言い方をすると、それは言い訳。大切なのは、月数千円でもいいので「お金を貯めていないと気持ちが悪い」とか「朝顔を洗って歯磨きをするかのように、当たり前に貯金するというような“お金が貯まる体質をつくること”なんです。
