どうあがいても泥沼化…現役美容師が遭遇した「お金のトラブル」エピソード10選
誰か嘘だと言って! 泣き寝入りするしかなかった辛すぎる現実(30歳/女性)
嘘みたいな話なんですが、ある日いつものように出勤したら自分が働いているお店が閉店していたんです。
従業員みんなパニックになりオーナーに連絡するも「現在使われておりません」となってしまい繋がりません。どうやら経営が苦しく、自己破産して夜逃げをしたようなのです。
お店の中がぐちゃぐちゃになっていて、泥棒が入ったのかと思うほど。お金に変えられそうな美容機器を売るためだったのかわかりませんが、みんなで途方にくれてしまいました。しかも働いた給料も支払われず、警察に連絡しようと思いましたが、よく見るとフロントに「弁護士さんが間に入っているから今後の連絡は弁護士にしてください」という書置きがあったので弁護士に連絡しました。しかし、「相手は自己破産しちゃってますから…給料は払われなくても仕方ない」みたいなことを言われてしまいました。それに対して自分たちが弁護士をたてようとすると30万ぐらいかかると言われ、スタッフはみんな泣き寝入りするはめに。こんなことってまかり通るんですか? 自己破産した人の勝ちじゃないですか…。
思い知ったか! 蔑ろにされた古参スタッフたちの華麗なる復讐(29歳/女性)
私の働くお店では、ドライヤーなどの備品は従業員が自腹で購入するルールになっていました。新卒だったのであまり違和感もなく従っていました。
ところが数年して求人に苦労し新人が入ってこなくなるにつれて、やっとの思いで入社して獲得した新人だからかわかりませんが新しい社員だけ備品の自己負担がなしになっていったのです。
あるときドライヤーが壊れると、オーナーが旧スタッフで割り勘して備品を自腹で買えと言ってきたんです。新人には払わなくていいと言っているのになぜ私たちは自腹で購入しないといけないのか? さすがに納得できなくて「それはおかしくないですか?」と言うと「今求人大変なんだよ! せっかく入ってきたのにそんなことで辞めちゃったら責任とれんの?」と言われました。今の店があるのは私たち旧スタッフがいるからなのに、求人が大変という理由だけで新人に甘くして、昔からいる社員は今までどおり我慢しろなんて無茶苦茶だと思いました。自分のことしか考えていない思いやりのないオーナーに腹が立って、旧スタッフ全員で仕事をボイコット。店のドライヤー代をケチった代償を思い知らせてやりました!
>まさかの支払い拒否! オーダー通りのスタイルにしたはずなのに…