ブログ集客?転職?2人の美容師の年収1,000万円ターニングポイント
■面貸しスタイリストデビューからまさかの1年で年収1,000万円!!面貸し美容師Tさんの場合
面貸し美容師ってそこ(お金)のところどうなの?と思っている人は多いはず。アシスタントから、面貸し美容師としてデビューし、まさかの1年で年収1,000万円プレイヤーになったTさんの場合についてみていきましょう。
<Tさんの年収1,000万円への道>
1店舗目を4年、2店舗目を2年つとめたTさん。その後、自分が本当に紹介したいと思えるものを紹介したい。という一心で、面貸しとして26歳で独立。最初の3ヶ月はどん底を経験したが、毎日ブログを書き、500記事を超えたとき、月収100万円に。その後順調に売り上げが伸び、独立1年で1,000万円到達。
<Tさんのプロフィール>
年齢:29歳
性別:男
雇用形態:面貸し
役職:2013年12月より新規サロン代表取締役に
賞与:なし
1日平均客数:平日/約7人、土日祝/約7人
平均客単価:1人あたり平均単価25,000円
-美容師スタート時の初年度の年収はいくらでしたか?
「約150万円」
-美容師歴何年目、何歳のときに年収が1,000万円に到達しましたか?
「美容師歴7年目 、27歳」
-月の収入の内訳は?
-なぜ独立して1年で1,000万円に到達できたのですか?
「私の集客は『ブログ』のみです。クーポンサイトでの集客は1番嫌い。外でお客さまを呼び込みするのも苦手なので、自ら集客が出来るようになるため、毎日ひたすら質の高い美容情報をブログでアップし続けました」
-ブログを書き始めてどれ位で結果が出始めましたか?
「最初の3ヶ月は、どん底を味わいましたが、徐々にブログでの集客が実を結び、結果が出始めた頃には500記事を越え、5ヶ月で月収100万を越えるようになりました」
-質の高いブログを書くためにどんなことを努力しましたか?
「美容師として他のどの美容師よりもお客さま目線で、技術を磨くための練習や勉強も誰よりもしました。自分がよかれと思ってしたことが、お客さまが本当に求めていることとは違い、自己満足で終わってしまうということを、アシスタント期間のときに学びました。かなり苦労は積みましたが、それが現在の私の糧となり支えてくれております」
-なぜ勤めていたお店でデビューしなかったのですか?
「2店舗経験し、計6年アシスタントをしました。その2店舗でデビューしなかったのは、お客さまに売上げのためにオススメではないヘアケア用品を使ってもらうことに強い嫌悪感を覚えたからです。大切なお客さまに、自分が最もお勧めできるヘアケア剤を用意・販売出来る環境=フリーランスの道を進めることにしました」
-元々年収1,000万円は目指していましたか?違う目標があった場合、その目標も教えてください。
「27歳までに年収1,000万になる!というのはアシスタント時代からの1つの目標ではありました。そうなるためには何を学ばなくてはいけないか、逆算して行動してきました」
-年収1,000万円を超えて、モチベーションや、仕事に対して何か変わった点はありましたか?
「特に変わりません! 昔も今も美容が大好きで夢中になって取り組んできましたし、今でもそうです」
-今後の目標を教えてください。
「自己資金を貯めることができたので自分のサロンをオープンするのですが、 サロンのスタイリスト全員が年収1,000万を越えているサロンを作ります!」
-年収1,000万円を目指す美容師にアドバイスをお願いします。
「“好きこそ物の上手なれ”です!お金を稼ごうとするのではなく、好きだからこそ沢山努力し、その結果としてお金がついてくるんだと思います!」
まったく異なる働き方をしている2人の年収1,000万円ストーリーはいかがでしたか?
一緒に働きたいと思う人のお店で働き、着実に一歩ずつ目標を到達していった、Yさんタイプ。
アシスタント時代から虎視眈々と狙い、勉強をして、自分の信念を貫き面貸しとしてデビューしたTさんタイプ。
2人に共通しているのは“コツコツ”と不断の努力を重ねてきたものがあるということ。努力なくして、1,000万円ならずですね。
このご時世、1,000万円に到達するのは難しいことかもしれませんが、まずは自分の現状、それから今後のことを今一度考えてみましょう!
(取材・文/QJナビ編集部)
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