稼ぎたいならお金を使うべき!? 美LIFEクリエイター、長谷川朋美が美容師に教える 「好きなことで年収を上げる方法」

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なりたい自分としての選択をしないと未来は変わらない

 

美容師が実践できる「お金に愛される習慣」とはどんなものでしょうか?

 

得た利益を惜しみなく還元することです。私の場合はお金を使うことで、「自分の手元にスペースができるからこそ、新しいものが入ってくる」という考え方なので、自分の部下に対してお金をたくさん使います。若いころ、上司や先輩がおごってくれたりすると自分としては全然返せなくて申し訳ない気持ちだったけれど、その都度いろんな上司や先輩が「自分の下に還元すればいいんだよ」って言ってくださったので、今は私がもらった分を返していく番かなと思っています。何でも循環が大切ということはお金だけではなく、チャンスや仕事のキャパシティにおいても言えることですね。

 

それから後輩に還元する以外のお金の使い方も、憧れの人物像としての選択をするという心がけが大切です。「自分の目指す人だったらお金を飲み会には使わず、旅行に行くだろう」と思ったら旅行に使う。今の自分じゃなく、なりたい自分としての選択をしないと未来は変わらないですよね。自分をいきなり変えるのは難しくても、限られている今の状況下で最善の選択をするということを繰り返していけば、絶対ステップアップすると思います。自分や人生を変えたいと思ったらまず習慣を変えること。そのためには日々の心がけが重要になると思います。

 

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「変えられない」と思うのは視点を持っていないだけ

 

-お金を稼げるようになると仕事も忙しくなり、プライベートの時間が削られがちですが、仕事とプライベートの両方を充実させるための秘訣を教えてください。

 

私の場合は仕事とプライベートの二つを区別するのではなく、いかに仕事を遊びのように楽しむかを考えていて、自分のすることを楽しみに変えることを意識しています。いやなことや面倒なことは日常生活に絶対ありますが、それらを避けたり抵抗したりしようとするからもがき苦しむのであって、そのイライラする気持ちをプラスに持っていく仕組みを作るのです。

 

例えば、いやなことも自虐ネタにして笑い飛ばしてしまう。面倒なことほど自分の大好きな場所で取り組んだり、思い切りおしゃれをしてやってみる。私自身、数字や機械周りのことが苦手なのですが、「できる女」を自分で演出してトライしてみると、ただの面倒な仕事だったものが新たな自分の発見ツールに変えられるんです。

 

美容師のなかにも「シャンプーばかりやっていると手が荒れて本当にいや」と思う人もいるかもしれません。でもその経験がきっかけで「将来、手が荒れないシャンプーを開発しよう」というモチベーションになるかもしれないし、手荒れに対するノウハウをお客さまに語れるかもしれない。マイナスなことって自分の視点次第でなくなるんです。「変えられない」と思っていることは自分が視点を持っていないだけで、別の誰かからしたら違う発想が思い浮かぶものなので、起こることすべてに柔軟な視点を持つことが大切だと思います。

 

>お金との上手な付き合い方とは!?

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