美容師の心霊体験11選! 2019年夏の暑さを吹き飛ばすゾッとする実話集
電源を切ったはずのインカムから聞こえた声(28歳/女性)
うちの店は1階と2階で2フロアあるため、インカムを使って連絡しあっています。インカムは、営業が終わると電源を切り、1階のレジ横で充電しています。
ある日練習でお店に残っていると夜中12時ごろに突然電源を切っているはずのインカムから「ザーッザーッ」という音が聞こえてきました。「電源の切り忘れかな?」と、不思議に思いながら近づくと、女の人の声で「助けてー!」という叫び声がしました。
あまりの恐怖に私は近づけなくなり、男の先輩に確認してもらったのですが、インカムの電源はしっかり切れていたそうです。あの声はいったい何だったのかわからずじまいですが、私だけではなく先輩にもはっきりと聞こえていました。
お客さまが立て続けに具合が悪くなるセット面(27歳/女性)
うちの店で、あるセット面に座ったお客さまだけが立て続けに具合が悪くなってしまう、という日がありました。一人目は妊婦さんで、突然白目をむき、泡を吹いて気絶してしまったので、救急車を呼んで病院へ。次にその席に座った60代のお客さまもこのセット面の前にきてから具合が悪くなってしまい「私、霊感があるの、席を変えてほしい」と言われました。さらに次のお客さまもその席に座ってすぐ「体調が悪くなった」と言って施術をあきらめて帰ってしまったんです。
その日はそのセット面を使うのをやめて、その日1日お客さまを通すのを辞めました。次の日からそのようなことはなくなったのですが、あのとき店に霊がいたのかもしれない…と考えています。私は、いまもその席をなるべく使わないようにしています。