ママ美容師を全力で応援するオンラインサロンを開設!埼玉のサロンヘアデザイン3214ゆうこさん

夫がオープンした美容室に、アシスタントとして入社

 

 

ドーナツ屋の仕事は思いのほか楽しく、「今は、いつか美容師に戻るために、接客方法を磨く期間だ」と考えて2年ほど続けました。その期間に、ヘアケアマイスターの勉強もしました。

 

そうしているうちに2013年、夫(現在は離婚)が美容室「ヘアデザイン3214」をオープンすることに。当初は、午前中は美容室でアシスタントをし、午後はドーナツ屋の仕事に行き、掛け持ちで働いていました。ドーナツ屋の仕事も好きだったので、辞めたくなかったんです(笑)。でもしばらくして、やはり自分は美容師としてやっていきたいと思い、完全復帰しました。

 

そこから、朝9時半から、子どもを迎えに行く18時半までは、アシスタントとして、フルタイムで働きました。やはり仕事が終わったら子どもを迎えに行かなければならないので、終業後に練習時間を取ることができず、できるだけ現場で技術を身につけられるように工夫し、子どもを保育園に預けることができる定休日の火曜日は、自主練習をしました。

 

ママ美容師のお悩み解決オンラインサロンをスタート!

 

 

4年ほどアシスタントをして、スタッフが一人やめるタイミングで、やっとスタイリストデビューできました。今はスタイリスト3年目です。美容師の活動とともに、ママ美容師のお悩み解決オンラインサロン「MAMABI FAMILY」(LINEグループ)も立ち上げました。自分がママ美容師として就職や練習、デビュー等とても苦労したので、そういったことをシェアできる場所があればと思って始めました。ママとオーナーさんとをつなぐオープンチャットもあり、今、参加者は700名以上です。

 

オーナーさんにも参加してもらおうと思ったのは、もっとママ美容師のリアルな声を届けたいと思ったから。女性美容師は、いつかママになる可能性があります。子育てしながら働ける環境づくりは、オーナーさんが、早急に取り組まなければならない大きな問題だと思っています。

 

ママ美容師同士で悩みを話し合って共感できれば、「悩んでいるのは私だけじゃない、明日もがんばろう!」と前向きな力を得られます。でもそれだけでは根本的な解決にはなりません。ママ美容師の悩みや労働環境を改善するためには、まず美容室のオーナーさんやスタッフの方々にも、ママ美容師の置かれている状況や気持ちを知ってもらう必要があると思います。

 

>ママ美容師が必要とする「交流」と「学びの場」を提供したい

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