美容師としても親としても、楽しみながら成長していきたい!

お客さまを好きになることから、はじめよう

 

 

もうひとつ大切にしていることは、「人を好きになること」。人を外見で判断しないことが、お客さまを迎えるうえでも、スタッフと関わるうえでも役立ちます。先入観をもって接すると、相手に必ず伝わってしまうものです。

昔はお客さまに対して、「この人ちょっと怖そうだな」とか「しゃべりにくそう」と思ってしまうこともあったのですが、今はお客さまを判断することなく受け入れ、「絶対にかわいくしよう!」という一念しかありません。相手をこちらの勝手な既成概念の枠に当てはめずに迎えられるようになれたのは、美容師として技術的に自信がつき、心の余裕ができたこともあるかもしれません。どんなお客さまも好きになれるようになると、仕事もぐんと楽しくなっていきます。

 

今はスタイリストになって3年目。ときには思うようにいかないこともありますが、くよくよせず、その先のことを考えて行動するようにしています。少し前までは夫から、「過ぎたことは過ぎたこと。次にどうするかを考えなさい」とよく叱られていました。困難や失敗は強くなれるもとと考えて、次につなげていくことが大事だと思います。「どうすれば(D)、もっと(M)、よくなるか(Y)」=DMYはREBECCAのスローガンのひとつでもあり、スタッフ全員で共有しています。

 

♦♦♦ 応援メッセージ♦♦♦

頑張るばかりではなく、適度な息抜きを!

 

美容師は、結婚、子育てなど生活の大きな変化があっても続けられる職業だと思います。子育てと仕事に追われてストレスがたまるときもありますが、私の場合は感情をため込まず、ときには思い切り泣いたり、お風呂で歌を歌ったり、好きなマンガを読んだりドラマを見たり、手軽な気分転換方法をいくつも持つようにしています。適度に手抜きしながらやっていくことが、子育ても仕事も、長く続けていくコツかなと思っています。

プロフィール
REBECCA by CURACION
スタイリスト/坂本真奈美(さかもとまなみ)

和歌山県出身。和歌山IBW美容専門学校通信過程卒業。高校2年生で美容師を目指して専門学校の通信過程で学ぶ。高校卒業と同時にアシスタントとして大手サロンに就職。結婚・妊娠と同時に退職し、1年間は子育てに専念。その後「REBECCA by CURACION」(大阪)に入社し、スタイリストとして活躍。子どもは現在5歳。

http://curacion-salon.com/rebecca-salon.html

 

  ライフマガジンの記事をもっと見る >>

    1 2

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング