育休明けの「おかえり」に涙…祝福される復帰のカタチ
育休中もサロンワークのイメトレ
出産の1カ月半くらい前まで、徹底的に引き継ぎをして、産休・育休に入りました。その間はもちろん育児が中心になるんですが、サロンワークのリズムを忘れないようにしたいと思っていたんですね。例えば朝、「あ、この時間は通勤電車に乗っている時間だな」とか、「復帰後なら今ごろお迎えの時間かな」とイメトレをしていました。
サロンの情報もマメにチェック。SNSやブログでお店の情報を見て「今日は撮影だったんだな」とか「あの子、成長しているな」と思ったり、ときには子供を連れてお店に顔を出したこともありましたね。それで、新しく入ってきた新人さんに挨拶をしたりとか。こんな感じで、いつもお店と接点を持っていたので、職場から離れてはいますが「ブランク」ができたとは思わなかったです。
待っていてくれたスタッフの言葉に思わず涙
お休みをいただいている間嬉しかったのは、スタッフのみんなが「いつ帰ってきてくれるんですか?」と声をかけてくれたこと。自分の復帰を待っていてくれる人たちがいるというのは、本当に幸せなことだなと思いました。そして2014年の10月末に復帰し、お店のみんなから「おかえりなさい」と迎えられたときは、感激して涙が出ましたね。
そんな嬉しい気持ちとは裏腹に、育児との両立をしていくためには、復帰前と同じ働き方はできないという悔しさもあります。やっぱり、急に子どもが熱を出したりなど大変なこともあるんですよね。それでも、笑顔で頑張れるのは一緒に働く仲間に恵まれているから。
みんなへの恩返しじゃないですけれど、限られた時間のなかでも後輩のケアをする「お母ちゃん」的な役割を担っていくなど、自分ができることは、何でもしていきたいと思っています。