コンテストのグランプリより1人の「大好き!」
「好き」よりも上にあるもの
ウチのオーナーもそうなんですけれど、何か飛びぬけたモノを持っている美容師さんは、お客さまにとって「オンリーワン」の存在になれます。そうすると、何年たってもお客さまは足を運んでくださるし、旦那さまやお子さんも来るようになって、家族ぐるみのお付き合いが生まれたりします。
「おばあちゃんになるまで美容師でいたい」というのが私の夢なので、オーナーとお客さまの関係はまさに理想。お客さま一人ひとりに「大好き」になっていただくために、ていねいに信頼関係を築いていきつつ、技術とおもてなしを磨き、健康なカラダでサロンワークに打ち込んでいきたいと思っています。もちろん、この先、結婚、出産しても続けていきたいですね。
女性美容師ほど大変な仕事はないかも
仕事はいつも楽しいのですが、一方で「女性美容師みたいな大変な仕事がほかにあるのかな? 」と思うこともあります。レッスンやモデルハントとかラクではないですよね。どこかでふっと力を抜ける瞬間がないと、続かないんじゃないでしょうか。
ですから私はプライベートの時間も結構大切にしていて、趣味である料理にこだわっています。パン教室に通っていたこともあるんですよ。料理って、食材選びでウキウキするし、体調管理にも役立つし、すごくいいんです。私は朝早くおきて、和食の朝ごはんを作ったり、お弁当を作ったりしています。接客中に料理の話が弾むこともありますね。仕事を続ける上では「何を食べるか」って重要だと思うし、一生続けられる趣味なので、仕事と同様、目一杯楽しんでいきたいですね。