コロナ収束に伴い、日本のブライダル市場もV字回復となりつつあります。また型式にとらわれない“自分らしい”結婚式スタイルのニーズも高まっており、他と差をつけたい、オシャレにしたい！といった方も多いのではないでしょうか？

そこで今回は、トレンドの最前線にいる美容師さん自身の結婚式をフィーチャー！　花嫁でもある女性美容師さん5人の視点から、華やかなパーティの裏事情をレポートしてもらいました！

＞コロナの空白期間を経て、花嫁も全力で余興！／及川真心さん　KATEMIRROR

＞個性が光るウェディングスタイル！／倉田聡子さん　THE REMMY

＞ドレスもテーブルコーデも演出も妥協なし！／aoiさん　NOVAN

＞仲良し美容師が手掛けるヘアメイクに注目！／沼田美帆さん　wit

＞非日常空間で開放的な大人のウェディングパーティ！／窪谷初美さん　PARK

コロナの空白期間を経て、花嫁も全力で余興！忙しくても楽しむのが１番！

及川真心（おいかわまこ）さん　KATEMIRROR／クリエイティブスタイリスト　

@mako_oikawa

式を考え出したタイミングで、ちょうどTRUNKのウェディングスタッフさんがお客さまでいらしたので、そのご縁で会場を決めました。日程は年間で１番降水確率が低といわれる11月末で、お日柄と親族のスケジュールの関係で決めました。

実は、式場が決まったにも関わらず、コロナで１年延期になってしまい空白の期間がありました。打ち合わせは半年前からスタートし、月１回程度、画像などはずっと集めていたので、打ち合わせの時には既にイメージが固まっていました。

ゲストは約90名、皆さんが楽しめるように、余興は結婚式の準備よりも力を入れました（笑）。当時ハマっていたBTSのBUTTER のダンスを、花嫁含む友人たちで猛練習！　仕事終わりにスタジオを借り、プロダンサーに習い、大きいスタジオを借りて撮影し編集まで（笑）。完コピのMVを上演して、めちゃめちゃ盛り上がりました！

またサプライズとして、参列者に内緒でインタビューという名目で、いつもお世話になっている方を指名してプレゼントを渡しました。

【式場の様子】

“室内でのガーデンウェディング”をコンセプトに、全体はグリーンメインと白で統一し、差し色にゴールドを入れました。

【ドレス＆ヘアメイクについて】

挙式／披露宴のドレスは、アパレルの友人と試着へ行き、２店舗回って決めました。新作でまだ誰も着てなかったのと、サテン生地・背中のくるみボタン・シンプルでボディラインが綺麗に見えるシルエットで即決でした！

ヘアメイクは式場のヘアメイクさんの中で好みが合いそうな方を指名。ケイト・モスのドレス姿や海外ウェディングのようなドレスをイメージして、シンプルかつクラシカルにしたかったので、タイトなスタイルに。oldCELINEのLOOKからインスピレーションを受けました。短い産毛バングも作ってサイドパートに。メイクはやり過ぎず、普段のナチュラルさの延長に艶感や光沢感だけプラスしてもらいました。

お色直しではシンプルかつ背中のデザインが気に入り、こちらにしました。

背中がシースルーと花モチーフなので、ヘアメイクは女性らしく。こちらのドレスもシンプル＆カジュアルだったので、ブーケは蘭を使用。ショッキングピンクや淡いピンクの中にダークトーンも混ぜて、大人っぽさと可愛らしさを共存させました。ヘアも１着目と差をつけたかったので、緩くやり過ぎない程度にロングならではの脱力スタイルに。

【前撮り】

前撮りは千葉の市民公園にて。ロケを検討していたので、汚れても良いようにネットでお手ごろのドレスを２着購入。ヘアメイクは仲の良い友人の美容師にお願いしました。

でも、2人とも忙し過ぎて、カットやカラーのメンテナンスを数ヶ月できないまま強行突破となりました（笑）

【花嫁美容】

脳洗浄（今も継続）・肌管理・エステに行きました。

【結婚式をしてみての感想＆プレ花嫁美容師にひとこと】

コロナや美容室出店準備のタイミングが重なって、人生で１番忙しかったんじゃないかと思いましたが、本当に楽しかったし、旦那さん・友人・家族への感謝しかありません。

仕事をしながら式の準備や自分のメンテナンスでバタバタになるかとは思いますが、自分たちの好きな人と物だけに囲まれる空間は幾度とないので、私は本当に楽しくて幸せな時間でした！　やりたい事はやり切って、楽しんで準備頑張ってください！

＞個性が光るウェディングスタイル！／倉田聡子さん　THE REMMY