VeLO赤松美和さん×B.a.l.a.n.c.e小林純子さんが女性美容師をメンタルケア!? 美容師ぶっちゃけ女子会OTOME-Za潜入レポート
Q5.美容師を本気でやりたい子は東京に行ってしまう。
赤松:以前はそういう傾向が確かにありました。でも今はSNSが発達してどこにいても発信ができるようになりましたよね。逆に地方の元気なサロンの情報ってすごく東京に届いてるんです。そういうサロンを見ているとコンテストにトライしているサロンが多いなって感じます。昔だったらコンテスターがいるサロンがあるんだなってことで終わっていたかもしれないけど、今はサロン全体の盛り上がりを感じるんです。そういうところの美容師さんてものすごく勉強しているし、今のコンテストは昔よりずっと洗練されていて、逆に東京に焦りを感じます。
小林:いい子が採用できないなんて東京でもどこでも同じですよ。代官山でだって難しいもの(笑)
Q6.集客のためにSNSをやっています。最初は自分の好きなデザインをアップしてたのに、受けるものをとか考えると、自分の好きなものが何なのか分からなくなってただ大変な作業に…
赤松:デザインでいこうと思ったのならそれを貫いたらいい。好きじゃないことに時間を費やしても続けるのは苦痛でしょ。自分はこんなテイストが好きっていうのを出し続ければそれが好きな人が100人じゃなくても10人来てくれる。
小林:今の時代でも集客は結局口コミじゃないですか? このスタイルが好き!って来てくれる人を増やした方が絶対いいですよ。
いろいろなお悩みが飛び交い、共感したり、驚いたり、納得したりで4時間があっという間に過ぎたOTOME-Za女子会。初めは悩みにどうしようもなくなって泣き出しそうだった参加者さんも晴れ晴れした顔で元気を取り戻していました。最後はお二人が希望者の髪をカット。ただ髪を切るというより悩みを取り去るようなカットにさらに元気をチャージして会は終了。
女性美容師さんたちのお悩みはみんなが抱えている問題。自分の気持ちを吐き出すことで、明日の“頑張ってみよう”につながるかもしれませんね。
主催・取材協力:株式会社ガモウ
(文・QJナビDAILY編集部/撮影・泉山美代子)