【夫婦サロン開業】注目の浅草にオープンした「HINTSTATION」訪問!夫婦2人&愛息子、3人4脚の開業ストーリー
ANSWER「答え」ではなく、
答えに辿り着くまでのHINT「過程」を提案していきたい。
tsubasa:今は完全にマンツーマンでのサロンワークです。もしアシスタントを入れるとなると、レッスンなどで帰りが遅くなるし、マネジメントする側にも負担があります。もし今後、そこを上手くやれる仕組みが整ったら、会社としても教育に力を入れていきたいですね。
aoi:これから女性スタイリストが2名入ってくれるので、まずはここの土台を固めて、自分達が抜けても大丈夫というところまで持っていきたいですね。店舗展開はそれからかな。
美容師って、人が人を呼ぶ仕事でもあるので、集客もお店任せというよりは、自分でもやっていける人になって欲しいと思っています。会社もスタッフも、みんなで頑張って、ウィンウィンな関係性でいたいです。
スタッフにも充実したプライベート時間を過ごしてもらいたいし、自分達も家族の時間を作れるようにしていきたいと思っています。
tsubasa:「HINTSTATION」の“HINT”は、僕が美容師になった時から大切にしている言葉なんです。元々は先輩に言われていたことなんですけど、美容室の施術って、正解はひとつじゃなくて、同じスタイルを作るにも切り方が何通りもあるし、同じカラーを作るにも色々なレシピがある。でも、正解はないけど、不正解はあるんですよね。
不正解にならないために必要なのは、正解じゃなくて、それに辿り着くまでのヒントだよって、その過程がとても大事なんだって。僕はこれを人生の教訓にしているんです。
“STATION”もまた人が集まる場所であって、そこを起点に人々が色々な方向へ行き、そしてまた帰ってくる。「HINTSTATION」も、皆さんにとってのサードプレイスになりたいと思っています。
(取材・文/水戸怜子 撮影/松林真幸)