【夫婦サロン開業】注目の浅草にオープンした「HINTSTATION」訪問!夫婦2人&愛息子、3人4脚の開業ストーリー
思いがけないことから、二人三脚でのサロン開業へ。
tsubasa:僕は独立願望があって、前職で役職に就いていて、新規サロンの立ち上げにも携わっていました。社内独立も支援してくれる環境があったので、そういう道も有りだなと思っていて。だから夫婦で美容師をしていますが、2人で一緒にお店をやろうという考えはなかったんです。
aoi:両親や周りの人たちには、同業の夫婦なら一緒にやったら良いじゃない?と言われていましたけど(笑)。周りに言われている割には、本人たちはピンと来ていなかったのが正直なところでしたね。同じ現場で一緒に働いたこともなかったですし。
tsubasa:でも、僕たちが家庭で仕事の話をしていても、話がすれ違ったり、意見がぶつかったりすることがなくて。お互いのお客さまの話などで盛り上がったりしていたので、仮に一緒に働いたとしても、揉めることはなさそうだなと僕は思っていました。
aoi:お客さまと話したことを共有する内に、お互いのお客さまを覚え始めていました。フリーランスの私が出産でサロンワークをお休みしている間は、お客さまをtsubasaに担当してもらっていたので、“なんか大丈夫かも!”という気持ちになっていました。お客さまは私のインスタを見ていてtsubasaの存在を知っていたので、全然知らない人にやってもらうよりは、旦那さんにやってもらいたいという方も多かったんですよね。
tsubasa:僕たちの好みにも大きなズレがないので、作るスタイルも近かったのと、なんとなく雰囲気も似ていると言われるので、お客さまも安心だったのかなと思います。
美容師としてのキャリアは違っても、お客さまを通じてデザインを共有できていた部分もあったことが、夫婦での挑戦につながりました。それにしても、子連れでのオープン準備はなかなかハードでしたね(笑)。基本的に生まれたばかりの澄を連れて動いていたので、銀行の融資も抱っこ紐で、応接室で「すみません、ミルク飲ませます」みたいなこともしばしば(笑)
aoi:手がかからない子だからできたことですよね。おかげでギリギリまで働かせてもらいました! 澄も慣れない環境でよく頑張ってくれたと思います。今もまだ保育園に預けられてないので、バトンタッチしながらやっています。
>初めは何もないガレージ、0から作り上げていく楽しさを実感!