「酒と美容師と本音 前編」-モデルさんやお客さまとムフフな関係…言えなかった事実を現役美容師が大暴露!-
そんなことあるんだ!?お客さまからの猛アプローチ!!
—それではさっそく『第1回 ぶっちゃけ恋愛事情』を開催させていただきます!
A・B・C 「お願いしまーす!」
—気合い十分ですね(笑)
B「いやいや、何を聞かれるか怖くて空回りしているだけですよ(笑)」
—(笑)。じゃあ、さっそく質問させていただきますね。読者が一番気になるところだと思いますが、お客さまと美容師さんの間で恋愛に発展したことってありますか?
A「僕、あります…」
—おぉ、詳しく聞かせてください!
A「恋愛という感じではなかったのですが。アシスタントの時に、先輩のお客さまにすごく好かれていて。そのお客さまから何度も『飲みに行こうよ』と誘われていたんです。でも先輩のお客さまなので、簡単には行けないじゃないですか」
B・C「(黙ってうなずく)」
A「最初は断ろうと考えていたのですが、あまりにもしつこく誘われたので先輩に許可を取って飲みに行ったんです。いざ一緒に飲んで帰ろうとすると、そのお客さまが『終電がなくなっちゃった』と言い出したんですよ…。さすがにまずいと思って、タクシーで帰らせようとしてもだだをこねて帰ってもらえず、どうしようもなくなっちゃって僕の家にくることになってしまったんです…」
—そっ、それで…(ゴクリ)
A「自分の家は二段ベッドだったのでそれぞれ別で寝ようとしていたのですが、ここでも状況は悪化するばかりで。次の日も仕事で朝が早かったのに、ブツブツと呪文のように文句を言い続けてきて寝かせてもらえないんです。こうなったら相手の要望を受け入れて早く寝ようと思い、一緒に寝てしまったんですよね…」
一同「おおお〜(笑)」
—そんな状況、滅多にあることではない?ですよね(笑)。その後、先輩との関係は平気だったんですか?
A「実は、最初から先輩には『お前絶対そういうことをするだろ』って言われていたんですよ。結果的にはそうなってしまったので、言わないとまずいなと考えていたんですが、いざ先輩を目の前にすると言えなくて…。聞かれたときも、『普通に帰りましたよ』って言ってはぐらかしたんですが、案の定そのお客さまが来なくなってしまったんですよ。明らかに二人で飲んだその後からだったのですごい怪しまれましたが、嘘はつらぬき通しました」
—さすがですね(笑)。それからそのお客さまとの連絡は完全に途絶えたんですか?
A「実はつい最近突然その子からFacebookで友達申請が送られてきて。よくよく見ると結婚していて子どももいるという。なんかいろいろ見せつけるための嫌がらせのような感じでした(笑)」
—ちゃんとオチまで(笑)。一発目からすごい話をいただきました。今までそういった内容の話を聞いたことがなかったのですが、基本はあり得ないですかね?
A「そうですね。やはりタブーとされていることなので、あったとしても周りには絶対に言えないですし…」
—それは言えないですよね。