－今回みなさんにこれまでのキャリアのことや、これからのことをお伺いさせていただくんですが、いきなり突っ込みますが、美容師歴が7～8年の皆さん、これまで美容師をやめたい！ って思ったことがある人いますか？

中島・溝口：（黙って手を挙げる）

横山：私はやめたいとは思ったことがなく、お店を変えたいって思いましたね。

溝口：あ、私もそうです！ やめたいというより、お店変えたいって思いました。

中島：私もそうです！ 3～4年前のデビュー直前に自分をどうやって見せていけばいいのか、確立しようかものすごく悩みました。SNSの使い方だったりを考えて、どうしていけばいいんだろう…ってすごく葛藤しましたね。その時はお店変えて一からスタートしようかなって考えましたね。

溝口：私も3～4年前ですね。当時社長のアシスタントをやることになって、技術面含めてうまくいかないことだらけで、壁にぶち当たってしまい、このままこのお店にいてもいいのか…とすごく悩みましたね。

中島：社長のアシスタントだと、セミナーとか撮影の同行が大変そうですね…。

溝口：そうなんです。やるべきことが多すぎて戸惑いましたね。

横山：私も3～4年前ですね。できることが増えてきたタイミングで、この先のヴィジョンを描こうと思ったときに、このままこのお店にいてもいいのかな？ 成長できるかな？ と頭が真っ白になってしまい、いっそお店を変えたいと思いました。

－でもお店を辞めることを思い止まれたのはなぜなんですか？

横山：私は仲良くしていたカラーモデルさんなど全ての縁を切って新天地で頑張るか、お店に残るか、を天秤にかけたら、人のつながりを断ち切ってまでお店を変えるのは少し違うと思ったんです。

中島：うーん、それわかります。私もいろいろ悩んだけど、今きてくださっているお客さまにデビューして頑張っている姿を見せたい！ って思いました。

溝口：やっぱり人ですよね。私も尊敬できる同期や先輩から学ぶことがいっぱいあるな、って思ったんです。それにセミナーも撮影もたくさん経験させてもらっているし、もう少しみんなと一緒に働きたい！ っていう気持ちが強くなりましたね。


－みなさんもうやめることは考えていなそうですね。

中島：やめる選択肢はないですね。 それに、LOAVEがスタイリストを働きやすい環境にしよう！ という社内の働きかけで、産休制度ができて、カムバックしやすい環境になっています。

溝口：ZACCも最近先輩スタイリストが2人帰ってきました。週4日出勤、17時帰社で勤務されていますね。結婚しても長く続けられそうです。

横山：viccaも産休、育休ありますね。実は8月にアシスタントの子が産休から帰ってくる予定なんです。

中島：アシスタントなのに戻ってくるなんてすごい！

横山：さらにすごいのは、そのアシスタントの子、復帰にとても前向きで朝の練習会に参加しはじめているんです。しかも旦那さんに預けられない日は、ベビーカーと一緒にお店にきて隣にベビーカー置きながら練習しているんです。

中島・溝口：ええええ！ 聞いたことない！

横山：すごいですよね。若いから出来ることかもしれませんが、彼女の気持ちが強いから周りも応援ムードなんですよ。

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