YouTube【八島美容室】でお馴染みのROVER ディレクター・やしまひとみが登場!挫折からスタートした20代。環境を変えて貪欲に挑み続け、仕事も家庭も理想の形へ

 

30〜40代の女性美容師は需要がある!辞めない環境づくりが大事

 

――現在は幼児と乳児を育てるママですが、仕事、YouTube、育児をすべてこなすのは大変ではないですか?

 

我が家は主人がめちゃくちゃサポートしてくれるんですよ。本当にいい夫を選んだなと思っていて(笑)。わりと自由が効く仕事で毎日決まった時間に会社に行くスタイルではないので、助かっています。お互いに好きな仕事をしている背中を子供には見せていきたいと思っていたので、理想的だなと。だから、どんどん仕事はやっていきたいですね。実はもう1人子供が欲しいなと思っているので、仕事とのタイミングを見ながら…と考えています。






――次のフェーズが気になります! 来年以降、仕事での新しい展開は?

 

いつか、自分がプロデュースするサロンを出すのが夢ですね。イメージしているのは、30代〜60代のマダム層の髪悩みを解決できるお店。お客さまにもっと寄り添っていきたいので、トリートメントメニューも増やしたくて。場所は原宿・表参道というエリアにこだわっているので、この辺りで。そして、女性美容師が育児をしながらサロンワークを続けられて、時短でも給料が下がらない仕組みが作れたら…と考えています。

 

私は今30代後半ですが、30代、40代の女性美容師は、かなり需要があると思うんですよ。でも、実際はどんどんやめていってしまう現実があるので、年配のお客さまがInstagramで美容師を探すときに、なかなか同世代の美容師を探せないんですね。SNSをしている人も限られているので。ですから、自分と同世代の30代から40代オーバーの美容師さんたちが集まったサロンを作りたいなと思っていて。その世代の美容師さんには、ぜひ活躍してほしいです。




振り返ると、20代の頃は仕事をやりこなしていた感じでしたが、出産を機に「家庭と仕事の量を選択しなければ…」となったときに、「お客さまのために」という想いがわいてきて、人生に仕事がふっと入り込んでいるのを感じたんですね。そのときに、この仕事で生きていきたいなと、改めて覚悟ができたというか。「働きたいのにうまく働けない」とか、「集客が不安」とか、いろいろ悩んでいる方が多いと思いますが、そういう気持ちを払拭できるサロンを作りたいなと思っています。

 

プロフィール
やしま ひとみ/『ROVER』ディレクター
1988年、千葉県生まれ。日本美容専門学校を卒業後、都内2店舗を経て2014年『ROVER』のオープニングメンバーとして参加。コロナ禍にYouTubeチャンネル「八島美容室」を開設し、美髪のためのヘアケアやヘアアレンジを発信。登録者数は8.3万人超え(2024年12月現在)。プライベートでは2児のママ。
Instagram:@hitomi_yashima
YouTubeチャンネル「八島美容室」

 

(文/織田みゆき 撮影/松林真幸)

 

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