やりたいことはあきらめず、「やりたい」と言い続けよう!〜ABBEY2大橋茉代さんの夢の叶え方
メイクの仕事をしたくて美容師を目指したという、ABBEY2(アビーツー)の大橋茉代さん。Instagramのメイクやスキンケアの動画でも注目されています。現在はサロンワークとヘアメイクの仕事を両立していますが、以前はメイクがしたいのになかなかそこにたどり着けないことに不安になったこともあったそう。美容師としてのキャリアを積みながらヘアメイクの仕事にも力を入れる現在の働き方をどのように形にしてきたのでしょうか。
メイクを学びたくて美容専門学校へ
高校生の頃から人の気持ちまで変えられるメイクに興味があり、将来はメイクの仕事をしたいと思っていました。進路相談で先生に相談したら、「それなら美容師の資格をとっておいたほうがいい」とアドバイスしていただき、美容師の道を歩むことになりました。
ABBEYに入社した理由は、サロン見学のとき、代表3人(松永 英樹さん、中村 章浩さん、小田嶋 信人さん)のあたたかい人柄にひかれたからです。実際に入社してからも、スタッフの意見に耳を傾け、できる限り力になってくれようとしてくれて、“第二のおとうさん”というような感じです。
スタイリストデビューしたのは入社して4年目です。先輩に早く追いつけるようにと、同期の仲間と励まし合いながらがんばりました。デビュー後は、コツコツと地道に、お客さまのご家族やご友人を紹介いただきながら、お客さまの数を増やしてきた感じです。
ひどい手荒れで挫折しそうになったことも
これまでに、やめたくなったことは数回あります。アシスタント時代には手荒れがひどくてやめたいと思ったことが。スタイリストになってからは、メイクがやりたかったのに、美容師として髪のことだけを、このまま続けていいのかと迷ったことがありました。
手荒れがひどいときは、シャンプーをするたびに痛くて、「つらいな…」と思いながらお客さまに向かうことが心苦しく、上司に相談したところ、しばらくフロント業務に配置を変えてくれたんです。ちょうどそのときは同期の子も手荒れがひどくて、シャンプーとフロント業務を交代しながら、どうにか乗り越えました。
手荒れはあったもののシャンプーは得意で、いわゆる“ごりシャン系”です(笑)。お客さまから「すごく気持ちよかった!」と言っていただけることも多く、やりがいを感じていました。スタイリストになった後も、新型コロナウイルスの問題が出てきてからは、アシスタントをつけずに自分自身でシャンプーとカットを担当しているのですが「やっぱり茉代のシャンプーはいいよね!」と言っていただけると、今でもうれしいですね。お客さまに最初から最後まで関われることに、充実感を感じています。