SYAN米澤香央里の「型」にハマらない挑戦。写真展、アクセサリーブランドのローンチなど2021年の活動実録

「普通の美容師がやらないこと」をテーマに活動していきたい!

 

 

センスの磨き方は、「こうすればこうなる」という方程式はないものです。とにかく色々な経験をして、色々な人に出会って、いいものをどんどん吸収していくことが大切だと思っています。

 

今後は、「普通の美容師がやらないこと」をテーマに活動していきたいと思っています。一見美容とは関係なくても、楽しいことをたくさん経験することが、豊かなものを生み出す肥やしになるのではないかなと。

 

 

「SYAN」では、金曜日にはお花屋さんを開いたり、不定期でフリーマーケットを開催したり、ライフスタイルの提案もしています。今後はスタッフみんなでキャンプに行くなど、楽しいことをどんどんやっていき、家族的なつながりをつくっていきたいとも考えています。そうしてスタッフ一人ひとりが個性を発揮して、「SYAN」を盛り立てていけたらいいですね。

 

(応援メッセージ)

 

 

いつもと違った外の世界や人と接する機会があれば、積極的に関わってみるといいと思います。今度予定している「siki」の竜さんとの撮影現場には、アシスタントを連れていく予定ですが、竜さんが発する言葉は、アシスタントのみんなにとって、普段は聞けない貴重な言葉になるのではないかと思っています。

 

「SYAN」は女性スタッフの多いサロンですが、男性的なニュアンスをちょっと取り入れるだけでも、いい刺激になると思うんです。女性と男性でも、デザインを見る視点や表現力は少し違うもの。そんな風に、いつもとちょっと違うエッセンスを取り入れることは、すごくいい刺激になると思います。

 

そしてヘアメイクをやっていきたいと思うなら、撮影の現場はできるだけたくさん参加すること。休日は疲れて余力がないとか、あまり興味のない撮影だから参加しないということもあると思いますが、どんな現場からも、学べることはたくさんあります。そうして様々な経験を積んでいけば、半年後には、選り好みして撮影に参加する機会が少なかった人とのあいだに、大きな差が出てくるはずです。一つひとつ丁寧に、現場経験を積み重ねていくことが大切だと思います。

 

 

SYAN(シアン)

クリエイティブディレクター

米澤香央里さん

千葉県出身。日本美容専門学校卒業。資生堂SABFA卒業。都内2店舗を経て、「SYAN」の前身「kokoro」に入社。その後、「SYAN」にオープニングメンバーとして参加。サロンワークをはじめ、雑誌やアパレルのルックブックなどのヘアメイクとしても活躍中。2018年には写真展(大阪ルクア イーレ)を開催。2020年には期間限定のヘアアクセサリーブランド「valo adornments」で作品を発表。

 

(文/揚石圭子  撮影/泉山美代子)

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