30代で東京デビュー! 顧客ゼロからたった2年で人気スタイリストになったSOIE高瀬佳苗さんの集客術
お客さまにたくさん話しかけて、リラックスしてもらいたい
接客のポイントは、たくさんお話をすること。緊張して人見知りされるお客さまもいらっしゃいますが、こちらが変に気を使いすぎず、肩の力を抜いて接することで、お客さまにもリラックスしていただけるのではないかと思っています。
他のお客さまとの掛け持ちをしながら施術しなければならないときは、アシスタントに「大事なお客さまなので丁寧におねがいします!」とか、「このあとお出かけされるから、かわいくしてね」などと伝え、自分と同じようにお客さまを大切にしてもらえるようにしています。お客さまの前で伝えてお客さまにもちゃんと大切にしていることが伝わるようにするのも大事だと思います。どんなに忙しくても、決して機械的な作業にならないよう、心がけています。
私はちょっとしんどいなという日も、お客さまとお話していると、元気になります。そうして、いつもお客さまに助けられてきました。だから今後も、お客さまを大切に、仕事を続けていきたいですね。
応援メッセージ
美容師は、お客さまの人生と、時間をかけて関わっていく仕事です。そうした仕事は、他にはあまりないと思います。
たとえば、高校生のときからカットさせていただいている方が、大学生になり、成人式を迎え、その後、彼氏ができて結婚して…と、人生を、一緒に歩んでいくような感覚があります。長年通ってくださることで、必要とされているよろこびもあります。そうした感動は、美容師を続けてこそ、味わえるもの。だから、若い方には、すぐにやめずに頑張ってほしいですね。
美容師は、年齢を重ねても、ずっと続けられる職業でもあります。若い世代の人と一緒に働くことで、気持ちがいつまでも若々しくいられるし、たくさんの学びも得られます。忙しくて大変なこともありますが、日々、何かしら楽しいことや発見があります。美容師は一生、やめられないなと思っています。
- プロフィール
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「SOIE」
スタイリスト
高瀬佳苗
三重県出身。名古屋美容専門学校卒業。名古屋市内の美容室に12年間務めた後、2019年に夫の転勤とともに東京に移り住む。原宿の美容室に1年8カ月勤めた後、2020年8月より「SOIE」(表参道)にて、スタイリストとして活躍。ナチュラルかつ個性的なスタイルで人気を集めている。
(文/揚石圭子 撮影/泉山美代子)