フリーランスへの転身は、「今、大切にしたいこと」があったから

フリーランスに転身したのは、今からちょうど1年ほど前になります。一人のお客さまにゆっくり時間を確保して向き合いたい、と考えたのが理由です。

エリアとしては同じ表参道ですが、お客さまはついてきてくれるのだろうか？という不安はありましたね。また、前社はレギュラーサロンだったので、お店やその雰囲気はみんなで作り上げていくものでしたが、フリーランスサロンはそうではありません。それまでは当たり前すぎて考えもしなかったことですが、「お店ってみんなで作り上げていたんだな」と改めて気づくこともありました。

働き方としては、社員のときから大きな変化はなくて、1日8〜9時間のサロンワークで、週2日お休みしている形です。ただ、旅行などまとまった休みを取りやすくはなりましたね。自分に割く時間ができたというのもあって、今までなら気づかなかったような「こんなことやりたかった」という小さなことにも時間が取れるようになったのは嬉しいです。

今はフリーランスとして働いていますが、それは「一人のお客さまとじっくり向き合う」ことを大事にしたいと思ったから。私と一緒に歳を重ねてきて、その考えに共感してくださるお客さまが来てくださっています。これから先、大事にしたいことが変わったら、フリーランス以外の働き方をすることも視野に入れていますね。

＞映画のスクリーンから飛び出し、リアルで見た海外のスタイルを日本で表現したい