王道「外国人風スタイル」のなかで、自分の色を表現する。LOAVE yokoさんが、悩んで見つけた新しい道 ―天職WOMAN―

キャリアやブランディングで悩んだ30歳前後、yokoさんが進むと決めた方向性とは?

 

 

このインタビューのテーマは、女性美容師のキャリアやロールモデルについて考えるものだと聞いていますが、私自身もまさしく30歳前後の3年間くらいは悩みを抱えていました。ちょうどコロナ禍でしたし、いろいろ考えてしまったんですよね。

美容師は、一般的なオフィス勤めとは違って家でできる仕事でもないし、お客さまに来ていただかなければ成り立ちません。それに加えて、例えば今後、出産や子育てがあったら、仕事を続けられるのかな? など、先々のことを考えて不安になることもありました。いつどうなるかわからないという危機感はあるけど、私は美容師が好きだから辞めたくない。どうしたらいいんだろう? と、つい最近までなんとなく悩んでいたんです。

 

 

転機が訪れたのが、昨年の秋に参加した韓国でのセミナーでした。韓国美容師さんの技術とブランディングに関するセミナーだったのですが、その中でも、韓国の女性美容師さんの変わりゆく時代の中でのブランディングの仕方や、それこそロールモデルとしての働き方を示してくださって。それが大きく心に響いて、新たな方向性を見つけることができました。

 

コロナ禍にInstagramが伸びたと先程お話ししましたが、その後、働き方に悩みながらもSNSはずっと続けていたんです。

女性美容師はライフイベントが働き方に大きく影響を与える仕事ですが、それまで培ってきた技術や接客、お客さまとの結びつきなどは何ものにも代えがたいと実感しています。今まで培ってきたものがあるからこそ、自分や周りの環境が変わっても活躍することができるし、技術は絶対に裏切りません。私も、悩みながらも発信を続けたからこそ、たくさんのお客さまに来ていただけていると思うので、それは本当によかったですね。

 

>技術やお客さまとの繋がり……今まで培ってきた財産があるからどこでも活躍できる

 

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