朝8時にオープンし、サンドイッチも提供中! whyte浜本忠勝さんが目指すヴィーガンビューティなサロンとは?
目指すは「トクホ」のマーク! 国際ヴィーガンビューティー協会の目的とは?
「国際ヴィーガンビューティー協会」とは、店のオープンと同時期に立ち上げた一般社団法人です。自分自身がオーガニックの検定を勉強していていたときに、ヴィーガンプロダクトの認定機関が日本にあまりないことを知り、「自分にもできるんじゃないか」と思い立ち上げました。
目的は、営利的というよりも、認定機関となることでヴィーガンビューティーを普及させること。例えば、「オーガニック50%のシャンプーです」と言われるより、「ヴィーガン協会認定のオーガニックシャンプーです」と言われたほうがお客さまは安心すると思うんです。
ゆくゆくは「トクホ」のように、お客さまがひと目でわかる信頼のあるマークを作るのが目標ですね。
カフェとサロンの相乗効果を実感! これからは一歩先を提案すべき時代になる!
オープンしてまだ数ヵ月ですが、サロンに来店されるお客さまのほとんどが、フードやドリンクを頼まれるので、カフェを併設することの相乗効果を実感しています。
これからの美容は、カットやカラーで満足していただくのは、美容のプロとして当たり前になると思っているんです。だからこそ他のサロンとは一歩違う提案することで、任せてくださったり、月一で来店してくださったり、ふらりと寄ってくれたりして、お客さまの信頼が深まるはず。お客さまの中には「オーガニックのコスメ買ってみました」、「コンビニのレジ袋やめました」とおっしゃってくださる方もいるので、新しいライフスタイルの提案ができているんじゃないかなと思います。
そもそも独立をするか海外で働くかの2択で迷っていたのですが、朝、通りすがりの外国人旅行者が、コーヒーを飲みながら「どこに遊びに行ったらいい?」なんて聞いてきてくれたりするので、原宿にいながら外国で働いている気分です。毎日を楽しみながら、僕なりのヴィーガンビューティーを広めていきたいですね。
- プロフィール
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whyte
代表/浜本忠勝(はまもとただかつ)
神奈川県出身。国際文化理容美容専門学校渋谷校卒業後、都内のサロンに就職。2017年12月よりフリーランスで活動を開始。2018年8月に「whyte」をオープン。国際ヴィーガンビューティー協会を立ち上げ、同協会の会長も務める。
(取材・文/若月美沙 撮影/河合信幸)