美容師2年目のギアチェンジ!本気になれば人は変わる -meuvle 田中祐仁郎さん U29次世代美容師-

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。第18回目は原宿の人気店meuvleで活躍中のスタイリスト、田中祐仁郎(たなかゆうじろう)さんです。学生時代は勉強よりも遊びが中心で、美容師になってからもしばらくストイックになれなかったという田中さんの等身大のインタビューを紹介します。

 


 

ルールに縛られるのが嫌で、自由な校風の日美を選ぶ

 

母が保育士、父が調理師ということもあり、高校時代から専門職に就きたいと考えていました。人と接するのが好きだし、髪型とかファッションにも興味があったので、美容師を目指すことに。僕が通っていたのは、私服通学の自由な校風の高校で、同級生には自分と同じように美容専門学校に進学する人や、アパレル関係に進む人も少なくなかったですね。

 

卒業後は日本美容専門学校に入学。名門校だからという理由もあるけれど、決め手は自由な校風でした。僕は「あれはダメ、これはダメ」と言われるのが嫌なタイプなんです。ほかの美容専門学校には制服のところもあったし、ちょっと合わないなと。それよりは、学生の自発性を重んじて、のびのびとやらせてくれる環境が自分には合うと思っていました。

 

専門学校時代は、ファッションも楽しむことができたし、いろいろな髪色を試すこともできてよかったです。「この髪色はダメ」とかそういうルールはないけれど、「それ似合ってないよ」とか、いい意味でのダメ出しはありましたけれどね。

 

専門学校時代は、勉強よりも遊びに夢中

 

 

今、活躍している美容師さんは、専門学校時代は練習を一生懸命頑張ったり、コンテストのために並々ならぬ努力をしたりしてきた人たちだと思います。でも僕は、必要なところだけ頑張って、なんとかやりくりするようなタイプでした。どちらかというと、アルバイトと遊びのほうに時間を割いていた感じです。

 

思い出深いのは、先輩や友達と一緒に、ピストバイク(自転車)のサークルを作って、遠くまで出かけたこと。一度、原宿からディズニーランドまでみんなで行ったのですが、帰り道はみんな疲れて無口になってしまったことが懐かしいです。

 

スケートボードも好きで、よく学校の近くの公園や代々木公園などで集まって遊んでいました。学校の外で、いろいろな人と出会うことができて、とても楽しかったですね。ちなみに、今も美容師仲間で集まって、遊ぶこともあるんですよ。

 

でも、「専門学校時代にすごく頑張って、コンテストで賞を獲った」とか、そういう話を聞くとうらやましい気持ちもあります。僕の場合は学校よりも、休日の思い出のほうが多いですから。

 

 

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