アシスタント時代から磨いた撮影力で、LIPPSのヒットスタイルメーカーへ! -LIPPS 高嶋 健司さん U29次世代美容師-

デビュー当時はSNSに頼らず、フリー客をコツコツと顧客化した

 

 

デビュー直前は、アシスタントリーダーをしていたので、自分の代わりになるスタッフを育てながらスキルアップしていくことが大変でした。まずは自分がカットと撮影の練習を増やしながら、下の子たちも練習できる環境をつくっていきました。自分が率先してやることによって、練習を習慣化させていくイメージですね。

 

後輩たちへフロアの美化の徹底を浸透させるのも大変でした。シャンプー台やセット面、床、フロントなどお客様目線での美化レベルを細かく。いつ、ご来店して頂いても常に綺麗なフロア作りを。小さいことですが、小さな擦り込みがアシスタントの意識を成長させる秘訣だと思います。

 


デビュー当時はほとんど指名が無く、一人一人のお客様をコツコツと大切にしてきました。指名無しでご来店のお客様や、NOMUのお客様を紹介していただいたりしていましたね。確実に技術を提供し、また来店して頂けるよう日々コツコツと積み重ねていました。当時はSNSの集客効果も、今ほどなかったんですよ。

 

 

お客様にリピートしていただく工夫としては、自宅での再現ができるよう丁寧なスタイリングレクチャーし、日々のヘアセットが楽になるようなカットの工夫を、細かく説明したりもしていました。そして最後は最高に仕上げる。そこでお客様に感動して頂ければ、次回も必ずご来店いただけます。

 

お客さまのコンプレックスを引き出して、それを解決することも大事です。みんな生え際のクセや、おでこの広さだったりとか、何かしら気にしていることがあるもの。カットしながら少しずつ悩みを聞き出して、それを解決する提案をすることで、心をつかめるのだと思います。

 

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