サロンワークもInstagramも独りよがりを止めたら、流れが変わった -Roamer タカハシ コウヘイさん U29次世代美容師-

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。

 

第46回目は、原宿にあるRoamerのトップスタイリストとして活躍しているタカハシ コウヘイさん。有名サロンを辞めて、実績のないサロンに転職し、スタイリストデビュー後も苦労した時期があったのだそう。

 

しかし、アシスタント時代から先輩に言われ続けてきた「あること」を変えたことがきっかけで、上昇気流に乗りました。強いこだわりをもって仕事に取り組んでいるのに、伸び悩みを感じている美容師さん必見のインタビューです。

 


 

おしゃれキングに憧れて原宿ベルエポック美容専門学校に入学

 

 

僕が美容師になった大きなきっかけは、『CHOKiCHOKi』に出ている美容師さんに憧れたことですね。もともと人と話すのは好きだし、手を動かすのも好きだったのですが、それらに加えて「カッコよくなってモテたい」っていう気持ちもありました(笑)。

 

スーツを着て働く自分の姿をまったくイメージできなかったけれど、美容師になる自分はイメージできたというか…今日はジャケットを着ていますが、好きなファッションで働けそうなところにも惹かれていたんですよ。

 

 

高校卒業後は、原宿にあるベルエポックに進学しました。選んだ決め手は、原宿という立地と、雨宮雄三さんをはじめ、『CHOKiCHOKi』に出ている美容師さんがいた学校だから。「そこに行けば自分も憧れに近づけるんじゃないか」っていう単純な動機でした。

 

ただ、通学は大変。実家のある埼玉県行田市から学校までは片道1時間半以上。それでも、毎日、原宿に通っていること自体が楽しかったですね。専門学校に入る前は、地元にはカッコいい服が売っていないので、まず大宮で買って、それを着て原宿に行くという感じでした。それだけ原宿は僕にとって特別な場所だったんですよ。

 

>希望のサロンに入るためにあの手この手でアプローチ!

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