不器用な男が歴代No.1のデビュー月売上・客数を記録できたわけ−ABBEY川原大地さん−

 

次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長のヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画「U29次世代美容師」。

 

第36回目は、ABBEYで売り出し中のスタイリスト、川原大地(カワハラダイチ)さん。「大ちゃん」の愛称でお客さまやサロンの仲間から慕われるキャラクターです。ジム通いにも熱心でひそかに筋肉美容師を目指しているのだとか。

 

今回はそんな川原さんに、今に至るまでの軌跡を振り返っていただきました。

 


 

完全燃焼できなかった高校球児

 

 

小学生から高校生までは野球三昧の生活を送っていました。週6日は練習していて、土日は朝から夕方くらいまで汗を流していましたね。高校は自宅から遠かったこともあり、自転車と電車で片道1時間以上。甲子園には出られなかったけれど、鹿児島県内の強豪校の一つだったので練習は厳しかったです。それでも、忙しい合間を縫って僕は仲間とつるんで遊んでいました。

 

『熱闘甲子園』(テレビ朝日系列)に出てくる高校生って、とことんストイックですよね。それと比べると僕の野球生活は中途半端だったなって思うんです。もっとやれたんじゃないかと悔やむ部分もあり、「次に自分がやると決めたことは、人生をかける」と決心しました。

 

ゴリゴリの体育会系だった僕が美容師の仕事に興味を持ったのは、自由そうに見えたからです。スーツを着て通勤電車に揺られる大人になりたくないという想いがあったから、おしゃれな美容師が輝いて見えたんですよね。動機は単純でしたが、人生をかけるつもりで、美容専門学校に入りました。

 

>ABBEYに入社を決めた運命の出会い

 

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