“品格と抜け感のあるスタイル”で人気! 涙に暮れたバレエ少女は今、美容の世界で舞う -runo月田由未U29次世代美容師-
自分たちの手で働きがいのあるサロンをつくることが次の目標
salon dakotaには5年ほどお世話になりました。自分が働きたいと思える環境を、みんなでつくる経験をしたいという願いが膨らみ、イチから店舗づくりに関われる機会を探していたときに、知人を通じて紹介してもらったのがrunoです。本店は大阪にあるのですが、ちょうど東京に出店するタイミングで合流できました。正直、ここで働くか迷っていたのですが、大阪にいるオーナーと直接話をしたとき、私のことを知るために、「なんでやめたのか」「どんなサロンで働きたいのか」など、いろいろな質問をしてくれました。
一緒に働く仲間としてどうかきちんと見てもらえたことで、オーナーのことを信頼しましたし、私のことを知ったうえで「俺は、自分のことよりも仲間のことを真剣に考えているツッキーと働きたい」と言ってもらえたので、私もここで頑張りたいと思いました。
新しい環境で働き始めて1年ほどになります。自分のお客さまをきれいにするのはもちろん、はやくジュニアスタイリストやアシスタントたちが活躍するための土台をつくりたいと思っています。
後輩たちは、それぞれ育ってきた環境が違うし、技術の習熟度も違います。一人ひとりにきめ細かく指導したいので、いつも教育のことで頭がいっぱいですが、働きがいを感じられるサロンをつくるために、これからも一生懸命頑張ります。
- プロフィール
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runo
店長・ディレクター/月田 由未(ツキダ ユウミ)
岡山県出身。小学生から高校生まではバレエ少女。高校2年で路線変更し美容の道へ。日本美容専門学校卒業。人気店SHIMA、salon dakotaを経てrunoへ。店長・ディレクターとして活躍中。ファッション感のあるスタイルが人気で、Instagramのフォロワーは約1万5000人。
(取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)