大の苦手だったヘアアレンジが自分のウリに -U29次世代美容師vol.01 Way’s 木村一平さん-

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次世代美容師として注目される「U29美容師」のサクセスストーリーから、成長するためのヒントを「美容師のタマゴ」へお届けする企画がスタート。記念すべき第一回は、InstagramとYouTubeを駆使したヘアアレンジ紹介で、一躍有名美容師となった木村一平さんに、ブレイクまでの軌跡と後輩美容師へのアドバイスを話していただきました。

 


 

16歳で高校中退…渡仏し人生の目的を見つける

 

10代のころ、僕は親不孝者でした。高校に入学してすぐにヤンチャをしてしまい無期停学。停学明けにまた問題を起こして退学…。涙する親を見て反省し、「周囲にもさんざん迷惑をかけたし、何かやりたいことを見つけたら、とことんやろう」と心を入れ替えました。

 

何の取り柄もないまま学校を辞めてしまったので、まずは興味を持っていたアパレル関係の仕事をしました。そこで貯めたお金でフランス一人旅をすることに。もともとアートが好きだったのですが、現地で歴史に名を刻む芸術品や建築を見て感動しました。それがきっかけで「一度しかない人生、人の心に残る仕事がしたい」という想いが膨らんできたのです。

 

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美容専門学校に進学したのは、自分のアートやデザインへの興味を満たしてくれる場所だと感じたから。「やるからには世界を目指したい」と思っていたので、普通に高校を出た子たちとは意気込みが違ったと思います。

 

表参道の有名店の代表の方が専門学校にきたときも、理事長に相談して一対一で話す場を作ってもらいました。僕はそこで「どうしたら美容業界のトップになれますか?」と聞いたんです。そうしたら、「まず東京にきなさい」と言われました。

 

なんとその翌日に、そのサロンの採用担当の方から、「卒業したらウチで働きませんか?」というお誘いをいただくことに…。当時僕は1年でしたし、海外で働きたいという気持ちが強かったので、考える時間をいただきました。

 

>なぜダメなのかを突き止めて、次に生かしていく

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