ぶっちゃけ偏見はある。だけど女性だからこそバーバーで輝ける! 女性理容師松島かなみさんが「THE BARBA TOKYO B1」の店長になるまで

「奥さんに評判よかった」の声にガッツポーズ。女性理容師としての想い

 

 

今、THE BARBA TOKYOでは、私を含めて7名の女性スタッフが在籍しています。女性理容師も少しずつ増えてきていますが、それでも「あなたに切れるの?」と実際に言われたこともありますし、「女性だからこの技術はできないだろう」という偏見はまだあります。

 

でもその反面、男性とは違った視点を持っていたり、細かいことに気づきやすいといった女性ならではのメリットも確実にあるんです。

 

例えば、お客さまのクセとか髪質などを見て「このあたりがセットがしづらいんじゃないですか?」と聞いてみたり。今までなんとなく放置されていた問題に気づかせて、理容師として解決することで、お客さまにご満足いただける場面もあるんですよ。

 

また「前回の髪型、奥さんに評判よかったよ」とおっしゃってもらえることもけっこうありますね。そんなときは、“女性目線”でのかっこよさというものが、伝わっているんだなと思って心のなかでガッツポーズしています(笑)。

 

今はさまざまなシーンで男女差というものがなくなってきている時代。理容師業界でも、女性理容師への偏見がなくなって男女関係なく輝けるようになればうれしい。少しでも興味のある人は理容の世界に飛び込んでみたらいいんじゃないかなと思っています。

 

 

プロフィール
THE BARBA TOKYO
B1 ショップマネージャー/松島かなみ(まつしま かなみ)

札幌出身。北海道理容美容専門学校の理容科卒業後、THE BARBA TOKYO入社。2年でスタイリストデビューし、その2年後の2018年にTHE BARBA TOKYO DINEマネージャーを半年勤め、その後同年10月にTHE BARBA TOKYO B1のマネージャーに就く。
Instagram:@matsushima_kanami

 

 

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