Point.3　一番譲れない条件は何ですか？

勤務条件は技術や人間関係などと違い、本人の努力で変えられるものではありません。だからといってこだわると、「給料も休日もほしい」と欲張りになってしまいがち…。まずは、希望条件を洗いだし、その中から「どうしても譲れない条件」を絞りこむことが大事です。あなたが望む条件を全て満たすサロンは存在しません。教育なのか、給与なのか、休日なのか、はたまた社会保険や福利厚生なのか、大事なことをハッキリさせましょう。

Point.4　いろいろな角度からサロンを見てみよう

サロン見学をしたとき、お客さまとしてサロンに行ったとき、もしくは体験入店をしたときなど、実際にその場に足を運ぶことで、求人広告や採用ホームページに載っていない情報に触れることができます。転職者としてサロンを見るのと、お客さまとしてサロンを見てみるのとでは、全く印象が異なるでしょう。さらに転職エージェントなどの第三者から客観的な情報を集めれば、サロンの「リアルな姿」が浮かび上がってくるはずです。

Point.5　ロールモデル（お手本）を見つけよう

入社後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないためにも、転職したサロンでどのように働いていけるのか、具体的にイメージしておくことが大事です。そのヒントになるのが、あなたと立場が近い先輩社員と言えます。サロン見学などの機会に、自分と年齢やキャリアが近い人に、どんな働き方をしているのか質問してはいかがでしょうか？もしくはQJナビの求人広告内にある「スタッフボイス」を読むと入社後のイメージがわくと思います。

できるだけ多くの情報に、いろいろな角度から触れることが転職活動の必勝法。忙しくてそんな時間がないというのなら、転職エージェントの手を借りてみるのもいいかもしれません。それでは、みなさまの転職が成功することをお祈りしています！

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 （文／外山 武史）