OCEAN TOKYOとして。兄弟として。夢へむけて固く誓った、二人の約束とは? -OCEAN TOKYO/高木琢也・陽介 兄弟ヒストリー【後編】
陽介が代表就任。兄の葛藤、弟の苦悩を乗り越え、実現した兄弟の夢
-5店舗目OCEAN TOKYO Sunnyの代表に抜擢された経緯は?
琢也:「やりたい」って言いだすだろうなと思って。
陽介:4店舗目のWHITEができたとき、正直悔しくて。「なんで俺じゃないんですか?」と聞いたんです。そしたら「実力不足だよ」と。
琢也:本心は、陽介に代表になってほしい思いもあったし、葛藤してたんだよ、俺も。ただ、社長という視点で考えると、幹部や社員から最も信頼を得ている人が代表になるべきで。期待をこめて「コイツに任せたいと思わせる存在になれ!」と伝えました。
相当悔しかったと思うけど、陽介はその期待に応えてくれました。だからSunnyで陽介が代表に決まったときは、本当に嬉しかったなー! やっと兄弟の夢が叶うなと。
-陽介さんはOCEAN TOKYO Sunnyにどんな想いを込めました?
陽介:「メンズとレディース、どちらも強い」お店をつくろうと考えました。OCEAN TOKYO=メンズサロンというイメージだし、ビジネス的にはターゲットを絞ったほうがいいよと言われたけど、だれも実現できてないなら僕がやります! と。
レディースに人気だったクリエイティブサロンを経て、OCEAN TOKYOでメンズを一から勉強して。両方できるからこそ、両方やるからこそ、見えるスタイル提案や僕にしかできないことがあるなって。カッコいいと可愛いが交りあう美容室を実現したいと思いました。
コンセプトは”女の子も照らす場所”。関わる人すべてのライフスタイルを明るく照らしたいという思いで、Sunnyと名付けました。
琢也:店舗名を考えたのは陽介なんだけど、実は僕がスタイリスト時代に「いつかお店出すならどんな名前にすっかなー」と友だちと考えていたとき、出てきた名前がSunnyなの。
-えー! それはすごい偶然ですね。
琢也:新店舗の準備は手伝わずに見守ろうと決めていたから、陽介が「Sunnyに決めました」といったとき、カップラーメンの数が同じだったときくらいびっくりした(笑)。兄弟って不思議な偶然があるもんだなー!