OCEAN TOKYOとして。兄弟として。夢へむけて固く誓った、二人の約束とは? -OCEAN TOKYO/高木琢也・陽介 兄弟ヒストリー【後編】
師弟関係から見えた、兄の凄さ。弟の伸びしろ。
−OCEAN TOKYOで師弟関係となったお二人。琢也さんと働いて、凄いと感じたところは?
陽介:一番は“スピード”。スピードを担保するためには、アシスタントとの連携が大切になってくるのですが、ロスタイムが全くないんです。手を差し出すだけで、必要なものを必要なタイミングで出す。それができるように“教育”も徹底している。一切無駄のないリレーションが実現していて、衝撃的でした。僕も必死に食らいついていましたね。
-琢也さんは陽介さんと働いてみて、どんな印象でした?
琢也:「かたいなー、できないなー」って感じ。陽介は、クオリティーの高さに自負があったけど、お客さまには伝わらない提案の仕方だった。「そんなんじゃ売れないよ」って口うるさく言っていました。
陽介:兄は売り上げでも圧倒的な結果を出していたので、説得力があった半面、素直に聞けない部分もあって。それは兄弟だからというのもあるし、負けず嫌いってのもあるんだけど。
琢也:弟だから、人一倍可愛いですし、人一倍厳しくなってしまいますね。ただ特別扱いするのは違うと思うから、あんまり絡まないようにしようと。それに、兄から言われると嫌なことも、別の人が言ったら素直に聞けることってあるじゃないですか。なので、三科や別の人から伝えてもらうこともあった。
2店舗目を出すタイミングで、あえて離れましたし。陽介の成長を一番身近で見届けたのは、三科だね。Shibuya店で実力と結果が出てきたころ、同居も解消した。大丈夫だねってなって、一緒に住みはじめて5年目で巣立っていきました。
>陽介が代表就任。兄の葛藤、弟の苦悩を乗り越え、実現した兄弟の夢