お客さまからの依頼が続々! 手作りアクセサリーが武器のスーパーアシスタント
お客さまの持つイメージを尊重する
−お客さまのためにアクセサリーを作る際、気をつけているポイントはありますか?
お客さまから依頼されて作るときは、基本オーダーメイドのようにお客さまの好みに合わせて作っているので、予め好きな色やテイストを聞いて、お客さまの持つイメージを大切にしながら作っています。「お任せ」と言われたときは私がお客さまに抱くイメージだけで作るので、普段着ていらっしゃる服の好みなどを参考にしますね。
−ご自身のために作られるときはいかがですか?
自分のために作るときは、可愛過ぎないテイストが好きなので、ちょっと毒々しくて、存在感のあるものを作るようにしています。自分で作っていると、売られているアクセサリーの原価がわかってくるので、今の自分じゃ作れないというもの以外は、作ってしまうようになりました(笑)。
我を捨てて素直に受け止めること
−日々の業務のなかで課題が浮かび上がったときには、それをどう乗り越えていますか?
スタイリストになるための試験で「受かりそうな気がする!」と思っても簡単に打ち砕かれたり、完成したヘアスタイルにお客さまが喜んでくれても、スタイリストから改善点の厳しい指摘を頂いたり。日々壁にぶつかってばかりなのですが、そうしたときは、先輩やスタイリストから頂いたアドバイスに対して、「これを今教わったことでまた上手くなれるはず」「次にお客さまがいらっしゃったときにはもっと上手くできるように」と思うようにしています。
−厳しい指摘も素直に受け止めることが大切なのですね。
そうですね。むしろそういう風に受け止められないと、そこで働く意味がないと思うんです。接客もそうですが、基礎が固まっていないうちのアシスタントには誰もオリジナルを求めていないと思うので、自分の我はとりあえず捨てて、例えスタイリストからの指摘が叱り口調でも「ありがとうございます!次に活かします!」と受け止めています。