「あの人雰囲気変わった…?」スタイリストデビューでイメチェンする美容師が多い理由をリサーチ!

5.kakimoto arms 中島健之さんの場合

「身だしなみ」と「おしゃれ」は違うと気づいた

 

親しみやすい性格と男前なルックスで幅広い客層のお客さまから支持され、セミナーやヘアショーでも活躍している中島さん。そんな彼も、アシスタント時代はやんちゃな雰囲気だったそう。

 

-アシスタント時代はどんなヘアスタイルやメイク、ファッションをしていましたか

 

ヘアはとにかくフォワード。ちょっと目にかかるくらいがカッコいいと思っていました。

ファッションは古着が好きで、綺麗なスタイルよりは、ちょっとクタッとした感じとか、ゆるい感じが好きでした。

 

アシスタント時代の中島さん

 

-デビュー後のヘアスタイルやメイク、ファッションはどのように変えましたか

 

あるときに「身だしなみ」と「おしゃれ」は違うということに気付き、「自分目線」ではなく「お客さま目線」に意識が変化したんです。そこからヘアは、額を出しリバースですっきりと、ファッションは清潔感を重視するように。自然とシャツやジャッケットが増え、シャツも必ずアイロンをかけて、綺麗に着るようになりました。

 

現在の中島さん

 

-外見だけでなく、お客さまとのコミュニケーションで変えたことも教えてください

 

オープンな気持ちで接することです。デビューしてすぐは、自分をよく見せようと背伸びしたり、お客さまの要望に対して内心では似合わないかもと思っていても「似合いますよ!」と言って、嫌われないようにしていました。あるとき“それはプロフェッショナルではないし、自分を偽っていても疲れるだけ。いつか必ずボロが出る”と悟り、お客さまをはじめ、誰に対しても偽らず自分らしくいること、嘘はつかないということ徹底したら、自然と売上も伸びていきました。

 

プロフィール
kakimoto arms
中島 健之(なかじま たけゆき)/スタイリスト歴 7 年

http://www.kakimoto-arms.com/

 

アシスタント時代は、数多くいる美容師のなかで埋もれないよう、お客さまに覚えてもらいやすい派手なファッションや個性的なヘアをすることが多いようです。

 

そして、みなさんスタイリストデビューに合わせ「清潔感」や「大人っぽさ」といった、お客さまに信頼していただけるファッションや、自らが見本となりお客さまへの提案や、コミュニケーションのきっかけになるようなヘアに変化。スタイリストとして責任感が、デビュー後のイメチェンにつながっています。

 

  ライフマガジンの記事をもっと見る >>

 

 

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング