人気美容師8名の意外な趣味! ハマればハマるほど仕事にもプラスになる趣味って?
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趣味:落語
趣味歴:1年ほど
アニメ「昭和元禄落語心中」をきっかけに、
落語を好きになる。
浅草演芸ホールや独演会に行ったり、
iTunesで通勤中に聞いたりするほど落語にハマり中。
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落語は、何度観ても飽きない。“口”一つで人を引きつけ、魅了する
昔から歌舞伎や漫才など、下町娯楽が好きで、落語も少し気になっていたため好きになりました。 きっかけは、2018年の秋にAmazonプライムで観た「昭和元禄落語心中」というアニメです。
落語のおもしろさは、何度観ても飽きず、話に引き込まれること。古典落語には元ネタがあり、それを噺家(はなしか)さんたちが語り継いでいった結果、少しの蛇足というか、尾びれ背びれがつき、大まかな流れは一緒なのに、人によって笑わせるポイントや話の抑揚、表現方法が異なります。
また、本題に入る前の前フリに「枕」 というものがあり、その枕には噺家のオリジナルがあります。本題よりも枕にファンがつくことも多く、枕が何よりも好きなポイントです 。
時間があえば、浅草演芸ホールに行きますし、好きな噺家さんの独演会、または2人会を聴くために川崎まで行ったことも(笑)。案の定、若い人はまったくいなくて、その光景もちょっとおもしろかったです。iTunesにも落語が入っているので、通勤の時間に合った話を聴きながら出勤してもいます。たまに古い言葉や落語調になってしまったりするときもあります(笑)
趣味は、テレビや携帯だけで完結させるのではなく、リアルの場で体感することが大切。
落語に興味を持ったことにより、話だけ、口だけでこんなに引き込める世界があるのかと驚きました。場の空気を口一つで作れるというのは、サロンワークでも一緒というか、会話でも技術などでいかにお客さまを引きつけるかと同じ気がします。それに、やはりサロンが楽しい場所であってほしいと思うと、会話がすごく大切だと思います。
好きなアーティストや芸人など、何でもいいのですが携帯から、またはテレビから得る情報と生で観る情報はとても違います。その人の熱度や、佇まい、空気を味わうために、お金や時間を費やしてぜひ体感をするべきだと思います。YouTubeやラジオからも落語はいくらでも聴けるのですが、 やはり寄席(よせ)に行き、生で聴くとまったく違いました。なので、僕は好きなものや好きな人には、直接会いに行くことを推奨します。
CODE+LIM
スタイリスト/ワタロー
1990年生まれ。千葉県出身。ベルエポック美容専門学校卒業、LIMに入社し大阪で4年間のアシスタント時代を過ごす。その後2016年に東京の「CODE+LIM」のスタッフとして参加。「キラキラしようぜ」をモットーとして、原宿にてスタイリスト精進中。 ヘアメイク、カメラマン、 DJ、美容学校の特別講師、セミナー、衣装のスタイリングなど、多岐に渡って活動している。
◆◆◆まとめ◆◆◆
趣味を持つと、お客さまとの会話の幅が広がったり、接客中の気配りを向上させたり、自分のイメージアップにつながったりと、仕事に生きることも多いよう。趣味を持ち、プライベートを充実させることは、人気美容師への一歩なのかもしれません! 無趣味で悩んでいる方は、今好きなことを思い返してみてはいかがでしょうか。
(文/QJナビDAILY編集部)