不動産に転職する寸前でsandへ…美容師を辞めなくて本当によかった!−sand へぎしょうたさん−
ショートで人気のヘアサロンとして、グイグイとその勢力を拡大しているsand。その表参道店の店長をつとめるへぎしょうたさんは、まだ25歳という若さです。しかも、取材した時点で、まだスタイリストデビューして1年1カ月しか経っていないとのこと。大型サロンを辞めてsandのオープンニングに参加し、どのようにブレイクして今に至るのか教えていただきました。
新橋の焼き鳥屋で美容師を辞める相談をしていたら…
大阪の専門学校を卒業後、新卒で入社したのは同期が70人いるような大型サロンでした。最初の頃の僕は、「元気」と「大きな声」しか取り柄がなかった。アシスタントリーダーにも選ばれましたが、実際は「怒られ役」でしたね。でも、業界でも有名なスタイリストにつかせてもらっていたので、仕事に対する厳しさを身にしみて学ぶことができました。ちなみに、sandのオーナーである島崎譲も同じサロンで働いており、もっとも尊敬する存在だったんですよ。
アシスタント時代の僕は不器用で、本当にダメダメだったので2年目に辞めようと思ったんです。島崎にその気持ちを伝えると、新橋の焼き鳥屋さんに連れていってくれました。僕が美容師を辞めて、不動産業に転職しようと考えていることを伝えると、島崎はこういったんです。
「厳しく言ったこともあるけど、それは成長してほしいから、愛を込めてしていたことだったんだよ。こっちの気持ちもくみ取ってほしかった。お前の人生だから、これからのことは自分で決めたらいい。絶対にセンスがあると思うから、もう少し頑張ってみたらいいんじゃないかな。」
その後、初めて独立する噂を聞き、一気に気持ちが傾いたんです。尊敬できる人のもとで、自由に意見やアイディアを出しながらのびのびと働きたいと思ったんですよ。
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