悩んで迷って躓いて…やっと「なりたい自分」になれた

写真1

 

渋谷区神宮前にあるセンスフルな隠れ家サロン「Gigi(ジジ)」。2014年に生まれたばかりですが、早くも感度の高い男女からの支持を集めています。今回はそんな注目サロンにスタイリストとして中途入社したmadoka(まどか)さんの転職ストーリーをうかがいました。

 

一冊の本の影響で優等生路線を外れる!?

 

写真1と半分

 

子供のころは両親や先生の言う通り素直に勉強をしていて、高校もいわゆる進学校に通っていました。でも自分の意思でやっていたわけではないから、途中でふと立ち止まってしまいまして。

 

「大学に行ってやりたいことがあるわけでもないし、このままでいいのかな?」と思っているとき、『14歳のハローワーク』という本と出会いました。そこに載っていたヘアメイクの仕事が、とても楽しそうに見えたんです。「芸能人に会えるかも!」とミーハー心も疼きました(笑)。ヘアメイクになるためにはまず美容師になって経験を積むのが一般的と書いてあったので、まずは美容室に就職すると決めたんです。

 

写真2

 

専門学校卒業後は都内で働くつもりでしたが、希望していたサロンの最終面接で落ちてしまいました。夢が破れて気持ちがフラフラしていたとき、知人が助け舟を出してくれたんです。「ウチで一緒に働かない?」って。ところが、その人はオーナーとケンカして3日後には辞めてしまい…。しばらくそのサロンで頑張ってみたんですが、ヘアメイクを目指せる環境ではないと気づいて、約半年で退職しました。

 

その後、また別の知人の紹介で、今度は青山のサロンへ。マンツーマンで技術と礼儀作法を厳しく教えていただきました。そんな自分の美容師の原点であり、6年半育ててもらったサロンを辞めたのは、高校時代に描いたヘアメイクの夢が捨てられなかったから。長時間拘束されギャラも不安定なヘアメイクよりも、売り上げが確実にあがるサロンワークを優先されるのは仕方がないことですが、私はヘアメイクに軸足を置いた活動をしたかったんです。

 

 

>じっとしていても仕事はこない

Related Contents 関連コンテンツ

Guidance 転職ガイド

Ranking ランキング