インスタグラムの一枚の作品が僕とnanukを繋いでくれた
インスタグラムでたまたまnanukの作品と出会う
前の店を退職してしばらくしたとき、何気なくインスタグラムを見ていると、nanukの作品が目の前にポンと上がってきたんです。とても素敵だなと思ったので、そこから他の作品を見てみると、どれもかわいいものばかりでした。そのときはまだnanukの名前も知らなかったんですが、サロンホームページなどで情報を集めていくうちに、居ても立っても居られなくなり、作品を見た2日後にはサロンにお客さんとして足を運んでいました。
担当してくれたのは、ヘアデザイナーの岡村 健太郎さん。どう見てもお店が忙しそうだったのに、僕がいろいろ質問しに来ていることを察してくれて、話を聞く時間をとってくれました。その心遣いが本当にありがたかったですね。そして、話を聞いているなかで、撮影など自分のやりたい仕事ができる環境だと確信して、転職しました。
入社してまだ4カ月くらいですけど、すごく充実感があります。毎日がひたすら楽しいですね。Nanukは新しいサロンですが、業界誌、一般誌への露出が増えているので、いろいろな撮影現場を手伝うこともできています。勉強になることがホントに多いし、仕事の幅もグッと広がっていますね。
それに、前向きで意識が高いアシスタントたちにも刺激されています。いい意味でのライバルがたくさんいますが、人一倍、サロンワークとレッスンに力を入れて、アシスタントの集団から飛び出していきたいです。
◆転職活動中の美容師へメッセージ◆
僕はインスタグラムで見つけた写真を手掛かりにして、店の名前やホームページを探していきました。だから気になるサロンを探すときの入り方は何でもいいのかなって思います。ただし、気になるお店が見つかったのなら、直接足を運んでみることをお勧めしますね。お店の雰囲気とか忙しさとか自分の目で確かめて、スタッフと話をしてみてから、転職するかどうか判断するといいと思います。
- プロフィール
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nanuk shibuya
加藤 優作(かとう ゆうさく)
神奈川県出身。住田美容専門学校卒業。3歳からサッカーをはじめ、小中高とサッカー一筋の学生生活を送る。そこで出会った先輩の影響もあり、美容師の道へ。現在はnanuk shibuyaのアシスタントとして、サロンワークや撮影の仕事で汗を流している。
http://nanukhair.com/
( 取材・文/外山 武史 撮影/菊池 麻美)
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