衣川光さんと金内柊真さんが原宿「sten」をOPEN! タイプもスタイルも違う二人がなぜ? オープンまでのアレコレを聞いてみた
サロン名stenの由来とは?
編集部:おしゃれな内装はどなたのアイディアですか。
金内:内装は衣川さんとスタッフにお任せですね。「おしゃれすぎて入りにくい雰囲気や、落ち着かないデザインだけではやめてね」とお願いしただけです。
衣川:オープニングメンバーのeriが、お客さまに近い感性の持ち主で、センスもいいので彼女に任せた部分も大きいです。デザイン設計会社の方と僕らを含めて一緒に決めていきました。
目指したのは「女性らしい無機質」です。一番大切なのは居心地だと思うので、そこにはこだわりました。こだわりポイントは他にもたくさんあって、たとえば鏡は曲線で一つひとつカタチが違ったり、木の部分と金属の部分をうまく融合したり。僕が初めに提案した内装は一瞬でボツになりました(笑)。男性の考えるシンプルだと無機質すぎてダメだったみたいです。
編集部:サロンの名前の由来はなんですか?
金内:まず、独立してサロンをつくってどうしたいのか話し合い、それを英単語で表現しました。僕はサロンを有名にしたいし、事業として大きくしていきたい。そこで「extend」という単語を選びました。
衣川:僕はサロンを通じてお客さまやスタッフの人生を支えていきたいので、「support」にしました。
金内:その二つの単語を融合して、stenという造語をサロン名にしています。
編集部:素敵な意味が込められているのですね。 ところで、オープンまでの道のりで大変だったことはありますか?
衣川:いろいろあったような気がするけれど、オープンした喜びで吹っ飛びました。
金内:大変じゃないけれど、オープンまでに必要な知識を吸収したり、手続きをしたりというのは少し苦労しました。
細かいところでいうと、防災管理者の資格を取らなきゃいけないとか、独立前は知りませんでしたから。大人になってから新しいことを学ぶにはそれなりの気力がいるので、このタイミングでやれてよかったかなとも思います。