ママに見えないカッコ良さ! SOCOディレクターYork流ワークライフバランスで、子育てとクリエイティブを両立させながらしなやかに生きる!

 

やれるうちは、おしゃれして渋谷界隈で働き続けたい

 

 

私の働き方ですが、うちのサロンは10時から営業なので、9時半に出勤して5時まで働いています。そこから子供を迎えに行ってお風呂に入れて、ご飯を作って…という感じで、夜は怒涛のように終わりますね(笑)。夫は異業種で不在がちなので、ワンオペ育児に慣れちゃいましたけど、夜に幹部ミーティングがあるときは、夫に子供をお願いしています。

 

仕事のお休みは、定休日の月曜と、子供が家にいる日曜日です。サロンワーク以外に経理などの裏方業務も担当していて、それが結構な仕事量になってきたので、最近は水曜と金曜をオフィスワークにして自宅で働いています。なので、サロンワークは週3日。予約は、その3日間に詰めるようにしています。

 

最近、自宅を郊外に移したので通勤に時間がかかるようになったのですが、働けるうちは、この渋谷エリアで働きたいなと思っています。ローカルでお店を出すことは簡単だと思うんですけど、デビューした頃から来てくださる顧客様を置き去りにはできないというのが大前提。そこを切り離して考えることはできないですし、私自身もきっと刺激が足りなくなるだろうなと思うんです。パリっとメイクしてアクセサリーをつけて、一日気合いを入れてスタートするというルーティンがないと、老けていくだけのような気がするので(笑)。

 

日常の中にクリエイティブのヒントがある

 

 

もともと、クリエイティブがすごく好きなんですね。アシスタント時代は、60年代から90年代までのカルチャーやファッションを勉強するために、どんなに眠くても映画を毎日1本見ていました。それこそ自分の中で目標を決めて、無理してインプットしていたくらい。その頃に身につけた知識と、前職で教えてもらったデザイン力は、今の作品づくりにすごく活きています。

 

 

最近は映画を見に行く時間が取れないので、今はどちらかというと、普段歩いていて出会うおばちゃんを見て、「あの合わせ方可愛いな」とか(笑)、日常からインスピレーションをもらうことが多いですね。昔に比べてグラフィックやアートが好きになってきたので、そういうものも色合わせのヒントにしています。

 

出産前はヘアメイクの仕事もしていましたが、今はサロンワークをメインにしているので、最近は子供服のヘアメイクをたまにするくらいです。でも、今年から子供が小学生になったので、余裕ができたら少しずつ新しいことに挑戦してみようかなと思って。うちのサロンは、副業OKなんですよ。やりたいことが見つかったら、またぜひお伝えさせてください(笑)。

 

プロフィール

SOCO/AO/SUN

クリエイティブ・ディレクター

陽奥祐子(ようおくゆうこ)

 

 

1985年生まれ。東京都出身。代官山の人気店に9年勤務したのち、妊娠を機にフリーランスに。産後3カ月目から仕事を再開し、子供が1歳になったタイミングで『SOCO(ソーコ)』のオープニングに参加し、現職。エッジの効いたモードなデザインとこなれ感のあるおしゃれスタイルを得意とし、幅広い世代の顧客を持つママ美容師。

Instagram:@york.ky

 

(文/織田みゆき 撮影/菊池麻美)

 

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